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Technics テクニクス SL-7 修理 リニアトラッキングアームのメンテナンス ベルト交換 グリスアップ [ターンテーブル]

 

テクニクスの名機、SL-7

これについて、カバーの外し方やシャフトのグリスアップ方法など、詳細な写真つきメンテ記事を何故かWEB上で見かけないので公開させていただきます。微力ながらお役に立てば。

Technics SL-7 (1)_R.jpg

製品の仕様など詳細はこちらが詳しいです。

http://audio-heritage.jp/TECHNICS/player/sl-7.html

 

 

今回のメンテナンスの内容は以下のとおり。

①アクリルカバーのキズ取り

②ボディならびにスイッチ類の汚れ取り

③アーム駆動ベルト交換

④アーム駆動ギヤ清掃&グリスアップ

⑤アーム移動シャフト清掃&グリスアップ

なお、上記すべてを写真入りで解説すると、元々しつこいブログがさらにくどくなる(^▽^;)ので、参考までに他の機種で同じ作業をした過去記事へリンクを貼っておきますのでご興味のある方はクリックしてくださいね。

余談ですが、ミューティングリレーの接触不良で音が出ない、音が途切れるとった事は基本的に起こり得ません。回路図や基盤を見れば分かりますが、もともと出力はカートリッジからケーブルへ直結されています。これをリレーでショートさせてミューティングする方式なので。よって音が途切れるような場合、一番疑われるのはリレーではなく他の部分の断線や半田不良です。あるいはリレーがONになりっぱなし(これはリレーの故障や回路の不具合などかなり深刻。でも今まで見たこと無い)などです。試みに基盤からリレーを外してみてください。ミューティングが効かなくなるだけで普通に音は出ます。針がレコードに落ちるノイズも聞こえ普通のレコードプレーヤーと同じになります。

さすが世界のテクニクス、出力の+-そのものをリレーでON/OFFするような野暮な設計はしていません。フェイルセーフといいますか、部品の径年劣化をも考慮した設計。まさにMADE IN JAPAN。素晴らしい!


 

①アクリルカバーのキズ取り。

キズ取り方法の過去記事はココをクリック。

Technics SL-7 (2)_R.jpg

 

施工後

Technics SL-7 (7)_R.jpg


 

 

②ボディならびにスイッチ類の汚れ取り

これには写真のメラミンスポンジや、研磨剤を含んだ磨き布、その他コンパウンドなどを使います。

Technics SL-7 (9)_R.jpg

 

例えば緑青(ろくしょう)が浮いて汚れていたスイッチは・・・

Technics SL-7 (3)_R.jpg

 

こんな感じにキレイになります。

Technics SL-7 (10)_R.jpg


 

 

③アーム駆動用ベルト交換

アクリルカバーと一体になっているメカ部のカバーを外します。

まず、電源を入れアームを1cmほど左へ移動させます(これ重要!)。そのまま電源を切ります。

なぜ1cmだけかと言うと、ネジを外すため、それからシャフト左半分の清掃&グリスアップのため。

ネジは矢印の7本。赤い矢印のネジに注意。普段はアームとクランパーに隠れて見えません。

この2つのネジを忘れ、無理に外そうとするとアクリルカバーが破損します。テコの原理で大きな力が加わってしまうのでいとも簡単に割れてしまいます。要注意です。

Technics SL-7 (12)_R.jpg

 

ネジが取れたら、クランパーの部分、矢印の爪に引っ掛けて固定されていますので・・・

Technics20SL-720(14)_R.jpg

 

 

そこを支点に写真のように傾け、上に持ち上げると外れます。

Technics SL-7 (16)_R.jpg

 

外した状態。

Technics SL-7 (17)_R.jpg

 

古いベルト(左)と新しいベルト(右)。

ベルト交換の過去記事はココをクリック。

若干硬化して変形していますね。もっと硬化が進むと空転し、アームが動かず針飛びするようになります。

まだまだ使える状態ではありますが、せっかくカバーを開けたし、ベルトは安価なので交換しちゃいます。

Technics SL-7 (30)_R.jpg

メーカーにはもう在庫がありませんので互換品を使用します。

太さ1.2mm(1.2mm角)、輪の直径25mmのものでジャストフィットです。規格呼称は1.2T×25mm

ちなみにSL-7以外のモデルも全て同じ規格のベルトです。

ギヤ部分のグリスが付着しないように細心の注意で交換してください。新しいベルトでもグリスが付着すればスリップしてアームが送られず、針飛びの原因になります。


 

④アーム駆動ギヤ清掃&グリスアップ

グリスが劣化していたり、ロープ用のモリブデングリスが付着して混ざったりしています。

パーツクリーナーをしみ込ませた綿棒やつまようじなどを使い、気長にやります。

パーツクリーナーはカーショップなどで安く売っています。スプレー式で¥200程度。

モーターについてるウォームギヤも忘れずにキレイにしましょう。

Technics SL-7 (22)_R.jpg

 

清掃後。まぁこんなもんでいいでしょう。キリが無いですから。

Technics SL-7 (23)_R.jpg

 

プラスチック用のグリスを全周にチョイ付けします。使ううちに全体に馴染みます。

写真のようにギヤの真ん中に付けてください。そこがウォームギヤの当たる部分だから。

Technics SL-7 (24)_R.jpg

 

ついでに基盤裏のロープも点検。モリブデングリスが硬化したり乾いていたら清掃&補給。

Technics SL-7 (26)_R.jpg


 

 

⑤アーム移動シャフト清掃&グリスアップ

これは重要な作業です。音の鮮度と言いますか、情報量がまるで違ってきます。是非お試しを!

まず左半分をパーツクリーナーをしみ込ませた綿棒で清掃。

Technics SL-7 (21)_R.jpg

 

モリブデングリスを薄く塗ります。ムラがあっても気にしないで大丈夫。理由はあとで。

Technics SL-7 (28)_R.jpg

 

ここまで終わったら、カバーを取り付け電源を入れます。

アームを左側一杯まで移動させ、右半分のシャフトに同様の処置をします。(これは処置前)

Technics SL-7 (33)_R.jpg

 

あとは適当なレコードを演奏、リピートにして半日も放って置けば矢印のように均一なグリスの膜が出来ます。

30cm・45回転シングル盤など使えばさらに効率が良いです。1時間でOKかな。

SL-7 (1)_R.jpg

 

シャフトのグリスアップ時期ですが、ヘッドホンで聴いて、レコードの無音部分で車が道路の継ぎ目を乗り越えるような低域のノイズが周期的に聞こえるようになったら行いましょう。もともとテクニクスのリニアトラッキングアームは先端と根元が尺取虫のような動きで平行移動してますので、グリスが硬化したり乾いたりすると即ノイズが出ます。そのまま放置すると針飛びしたり演奏途中でアームが元に戻ってしまうなど挙動不審になります。


 

 

メンテナンス完了。

極上美品に仕上がりました。自己満足だけど。(^▽^)/

Technics SL-7 (36)_R.jpg

 

最後までありがとうございました。m( __ __ )m

 

追記:ロープの掛け方についてのメーカーマニュアル画像

SL-10 ロープ調整マニュアル.jpg


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コメント 106

まめぞう(エルモ改め ^^; )

皆様へ~(*゜▽゜)ノ

ここのところ、出張があったり色々と落ち着きませんので今回も一方的更新で失礼いたしま~す。

ではでは!m( __ __ )m
by まめぞう(エルモ改め ^^; ) (2012-01-15 12:35) 

asahama

出張おつかれさまです。
メンテナンスもまめぞうさんにかかっては完璧ですねぇ。

そうそう鏡の鱗取り、私も悩んでこれまでもいろいろ試してきましたが、早速まめぞうさんのおすすめを試してみよう!

by asahama (2012-01-15 18:20) 

ぴーすけ君

職人芸のようだわ。
by ぴーすけ君 (2012-01-15 18:34) 

心如

すばらしい! m(_ _)m
by 心如 (2012-01-15 20:17) 

めもてる

とても私には出来そうではありませんが、壊す覚悟でやる時が来るかも。
by めもてる (2012-01-16 09:03) 

たいへー

もはや、趣味の域を脱して神がかってきましたかね。^^;
by たいへー (2012-01-17 11:04) 

horigon

師匠、サラリーマンにしておくのが惜しいです。
オーディオではないけど、βのビデオデッキなどは、秋葉原で
とても高く取引されているそうですね。
by horigon (2012-01-17 15:22) 

野うさぎ

すごい!驚きの連続です。素晴らしいです( ..)φメモメモ
メモしてもできないけど・・・^_^;
by 野うさぎ (2012-01-18 00:06) 

雅

そろそろ神と呼ばせてください。
by (2012-01-22 19:17) 

moonrabbit

ネ申 !
by moonrabbit (2012-01-30 08:04) 

まめぞう(エルモ改め ^^; )

皆様へ!
レス遅くなりました。しかし今年はホント寒いっすねぇ!

☆asahama様
あの水アカ取りけっこう良いです。
風呂場に置きっぱなしで時々使ってますが、効果が持続してるので。
マジおススメかも!^^

☆ぴーすけサマ
とりあえず戦前からの浅草職人の家系ではありますが・・・ 
当代アタクシは普通のサラリーマンなんですけど・・・ ^^;

☆心如さま
ありがとうございます。恐縮千万です!m( __ __ )m

☆めもてるサマ
私も今までいくつ壊したか・・・( ̄∇ ̄;)ハッハッハ

☆たいへ~どの
いんちき祈祷師みたいな感じでしょうか?・・・σ(^_^;)

horigon先生
ベータはそうらしいですね・・・というかそうですね。
先日アキバで見ました。ガード下でけっこうな高値で・・・(◎-◎)

☆野うさぎサマ
あ~ダメダメ、良い子はメモしちゃダメダメ!
このオジサン、ことのほか怪しいんだから!_(T▽T)ノ彡☆

☆雅さま
何を仰いますやら、ワタクシなど滅相もございません。
♪ 神様はトイレにいるんやで~ ♪

☆らび師匠
ネ申で何故か思い出したんですけど、最近しょこたん日曜日のウチくるでレギュラーですね。録画して毎週見てます。ホント愉快なおねいさんだこと!
by まめぞう(エルモ改め ^^; ) (2012-02-05 20:14) 

furiobrio

はじめまして。
30年前、学生のとき買ったSL-10のトラッキングベルトを先日交換しました。しばらく快調だったのですが、310MCの針先をクリーニングの際いためてしまいました。まめぞうさまは、カートリッジは純正のものをお使いですか?入手できるT4Pタイプのものでおすすめのものを紹介いただければ幸いです。
by furiobrio (2012-02-28 00:25) 

まめぞう(エルモ改め ^^; )

☆furiobrioさま
はじめまして。コメントありがとうございます。

当方のSL-10は純正の310MCです。SL-10はこれがベストマッチといいますか、310MCに特化したモデルだと思っています。

ところで針先を傷めてしまわれたとの事、ご心中お察し申し上げます。

310MCはオークションでたまに見かけます。大体1万円前後で推移しているようです。

あとは日本精機宝石工業(JICO)のレコード針修理サービスをご利用になるのも一策ですね。
http://www.jico.co.jp/repair/index.html

ここのSAS針は最高です。310MCをSAS針で交換する工賃は1万5千円前後と思いますが、何しろSAS針はスゴイです。次元が違うと言うか、目から(耳から?)ウロコと言うか。今まで使っていたカートリッジが数倍ブラッシュアップして納品されますよ。是非お試しを!

あ、当方JICOの回し者ではありませんので念のため!σ(^_^;)
by まめぞう(エルモ改め ^^; ) (2012-02-28 22:36) 

Loki

初めてまして。
たのしく拝見させて頂いております。
私のL-10もアームが動かなくなり
ベルト交換しました。
交換は簡単にできたのですが、
グリスを塗りギアを回していたら
奥側のワイヤーロープが
外れてしまいました。
どの様に掛かっていたのか
検討もつかず、困っております。
よろしければヒントだけでも
お教えください
宜しくお願いします。
by Loki (2012-07-15 18:57) 

まめぞう(エルモ改め ^^; )

☆Loki様
はじめまして、コメントありがとうございます。
すみません、SL-7ではありませんが、手持ちのSL-10のサービスマニュアルの写真を追記させていただきました。
基本的に構造は一緒だと思いますのでご参考まで。
(すみません、SL-7でアーム駆動ロープのトラブルに遭遇した事がないので推測です。なおSL-7は手もとにありますので、これで解決できない場合はコメントください。現物の写真を追記します。)
ではでは!(^▽^)/
by まめぞう(エルモ改め ^^; ) (2012-07-15 20:00) 

Loki

早速のご回答ありがとうございます。
片側のロープはギアホイールに
2重巻なんですね。
何とか頑張ってみます。
また質問させていただくかもしれませんので
お手数ですがよろしくお願いします。

by Loki (2012-07-15 20:38) 

まめぞう(エルモ改め ^^; )

Lokiさま
貴コメントをよぉ~く拝読すれば、SL-10についてのお問い合わせでしたね。記事がSL-7だったものですから勘違いしました。追記した写真はSL-10サービスマニュアルそのものです。どうぞご参考にしてください。
失礼致しました!m( __ __ )m
by まめぞう(エルモ改め ^^; ) (2012-07-15 21:05) 

suomi

今晩は。SL-7を入手して、グリスアップしてみましたが。

レコードが内周で音溝が終わり、アームが左端までに移動する際に「どんどこ」ノイズが出ます。

これが仕様ですか?

グリスアップ前は、カラカラに干からびていたので、正常な状態を知りません。
by suomi (2013-04-22 21:42) 

suomi

やはり、仕様というか、そういうものなのだと思います。(^_^;)

演奏中はトラッキングエラーの変化が大きくなる度にアームというか、カートリッジベースが動きます。

この繰り返しなのですが、曲が終わると非常に速い速度で最内周のグルーブまで引っ張られるかたちになるので、大きな圧力がスタイラスチップにかかり、結果として「ずんずん」というようなノイズが出るのではないでしょうか。

このコメント欄の画像認証は大変見にくいですね。というより殆ど判別不能です。Aa4pcZ
by suomi (2013-05-06 23:23) 

まめぞう(エルモ改め ^^; )

☆suomi様
すみません、コメントいただいたのに気付きませんでした。
仰るとおり、尺取り虫のような動きでカートリッジは送られています。
ですので、厳密に言うとトラッキングエラーはゼロではありません。
むしろ発生した物を修正しながら送るというイメージですね。
それからズンズン、ドンドコノイズは仕様です。^^
カートリッジを上げた状態でアームを早送りする際はミューティングリレーが
働いていますので聞こえませんが、このモーター音です。
試みにミューティングリレーを基盤から外して早送りすると見事に(?)この
ノイズが聞こえます。文中にも書きましたが、ミューティングリレーは出力を
ショートさせる方式ですので、基盤から外せばミューティングは常時解除されますので。^^
by まめぞう(エルモ改め ^^; ) (2013-05-11 15:56) 

gardenersinsight

slー7のフォノケーブルの交換方法を教えてください。
by gardenersinsight (2013-07-08 18:18) 

まめぞう(エルモ改め ^^; )

ご質問の概念と範囲がとても広範囲に及ぶので・・・
簡単に言いますと、底板を外し、基盤のハンダを外し、新しいケーブルと交換。
これは慣れている者にはとても日常茶飯事なことなのですが、それぞれノウハウがありますので。どの辺がお知りになりたいですか?^^
by まめぞう(エルモ改め ^^; ) (2013-07-08 22:05) 

お名前(必須)

コメントありがとうございます。
フォノケーブルが基盤に直接ハンダ付なのでしょうか?
コネクターのようなものが付いてはいないかと。交換を考えているのはアンプとslー7間のケーブルです。よろしくお願いします。
by お名前(必須) (2013-07-09 20:14) 

まめぞう(エルモ改め ^^; )

残念ながら、コネクタで差し替えできる構造ではありません。
基盤に直付けですからケーブル交換にはハンダこて必須です。
by まめぞう(エルモ改め ^^; ) (2013-07-09 23:26) 

gardenersinsight

ハンダですか。ありがとうございます。ところで、そもそも、フォノケーブル交換を考えている理由ですが、片チャンネルから音がでなくなる問題がありまして、カートリッジを交換しても治らないことから、後はケーブルかと思っております。しかし、ケーブルをいじっても症状が変わらないので、果たして治るか心配しています。他の原因としてリレーの問題は考えられないでしょうか?またそれ以外の原因で考えられることがあれば教えてください。カートリッジから基盤までのケーブルとなると厄介かなとは思っています。
by gardenersinsight (2013-07-10 08:19) 

まめぞう(エルモ改め ^^; )

リレーが原因となっている事はまず無いと思います。
文中にも書かせていただきましたが、出力は実は直結で、ミューティングが作動しているときはリレーで直結出力を短絡(ショート)させる設計なので。たしか左右チャンネルまとめて1回路でショートさせてたと記憶しています。ですからリレーの故障で片方だけ音が出なくなることは無いと思います。いっぺんに両方出なくなります。記憶が間違っていたらお詫びし申し上げます。
疑われる順番からいきますと、まず出力RCAピンプラグの断線・接触不良でしょうか。テスターがあれば簡単に診断できます。基盤とRCAプラグの間の導通を調べてみてください。ケーブルが途中で断線することはまずありませんので。断線は必ず両端で発生します。プラグの場合、結線はスポット溶接や、中にはカシメであるだけのものもあり、ここが外れてしまうケースが多いです。この場合もうダメで、曲げても引っ張っても音は出ないです。思い切って交換しちゃいましょう。
次は基盤部分のハンダ浮き(ハンダ不良)でしょうか。現物が手もとに無いので記憶で申し訳ないのですが、出力コードは肌色をした5本足(アースが別であれば4本足)のコネクタを介して基盤にハンダ付けされています。そこのハンダをやり直すことで回復することもあります。以前SL-QL1、SL-DL1でそでぞれ同じ不具合があり、修理したことがあります。
試してみてください。
by まめぞう(エルモ改め ^^; ) (2013-07-10 09:34) 

sakuma

はじめまして.数十年放ったらかしのSL-7をなんとか生き替えらせたいと思っていて,検索の結果こちらに辿りつきました.とても有用な内容に感激しています.

さっそくメンテ挑戦中ですが,素人で分らないところがありましたので教えていただけるとうれしいです.

古いベルトを取り外したのですが,ベルトがない状態でウォームギアの軸と,ベルトが掛っていたプーリーが固定されていず,プーリーが空回りしてしまいます.

作業中パーツが脱落した感じはなかったのですが,固定させる方法があるのでしょうか?あるいはもともとそういうものなのでしょうか?

すみませんがよろしくお願いします.

by sakuma (2013-07-10 13:18) 

まめぞう(エルモ改め ^^; )

☆sakuma様
はじめまして。コメントありがとうございます。
ウォームギア軸のプーリーでしょうか?プーリーと軸はイモネジなどではなく、固定剤(赤い色)で接着されていますが、おそらくそれが外れてしまったのだと思います。
プーリーを軸から抜きまして、軸、プーリーの穴の中をパーツクリーナーなどで清掃し油分を取り除いた後、エポキシ系の接着剤で固定すればOKです。
ただしエポキシ系接着剤は強力でやり直しがききませんので、ホームセンターで入手出来ますネジのゆるみ止め(商標アロンゆるみ止め)で仮止めしてみてはいかがでしょう?軸に一滴たらし、プーリーを挿し込んでしばらく放置します。この液体は嫌気性で空気が無い部分で固まります。それほど強固な接着力ではありませんのでやり直しができます。アロンゆるみ止めで具合がよければ、そのままプーリーと軸の袖口をエポキシ接着剤で固定すれば一件落着です。お試しください。
なおオリジナルのSL-7やSL-10などでプーリーの固定に使われているのがどのような材質なのかは当方では分かりません。子供の頃から家庭用のポータブルレコードプレーヤーのアイドラー付近でよく目にしていたものですが。色は赤だったり青だったり、緑や茶色のこともあり。
エポキシ系ではないような気もします。ドライバーの先などでチョイとこじればすぐ外れるし。実はエポキシで、それが経年変化なのかどうなのか、よく分かりません。
ではでは!(^▽^)/
by まめぞう(エルモ改め ^^; ) (2013-07-10 19:39) 

sakuma

まめぞう様、丁寧な説明ありがとうございます。

プーリーの穴の中を見たところ、おっしゃるように赤い跡がありました。
ご説明の方法で挑戦しようと思っていますが、作業的にかなり難しい問題にぶつかってしまいました。

軸からのプーリーの着脱はそのままだと蓋の壁にぶつかって出来ません。軸のほうを右方向に引っ込める必要があります。ところが接着剤を軸に塗った状態で軸を引っ込めると、軸を蓋に固定している金具の内部へ接着剤が侵入してしまいそうなのです。

ウォームギヤ全体を蓋から取り外し出来れば容易になりそうですが、簡単に取り外しできそうにありません。
素人にはハードルが高くなってきました。もしなにかいいヒントがありましたら授けていただければ助かります。よろしくお願いします。
by sakuma (2013-07-11 14:48) 

まめぞう(エルモ改め ^^; )

あ、そういえばおっしゃる通りでフタにあたっちゃいますよね。
やはりここは思いきってウォームギヤの軸を外す方向でしょうか。
たしか軸受けはプラスドライバーで外れた・・・かなぁ?ちょっと記憶が怪しいです。円形の丸い大きなギヤを外さないとダメだったかなぁ?
応急処置としては、軸の先端に接着剤チョイ付けでも良いとは思います。プーリーはナイロン樹脂だったと記憶していますので、ナイロンと金属両方に適応する接着剤が良いと思います。ホットボンドでもいけると思います。
何しろ手もとに現物がありませんので適確なお答えが出来ず申し訳ありません。m( __ __ )m
by まめぞう(エルモ改め ^^; ) (2013-07-14 09:35) 

sakuma

まめぞう様、返信ありがとうございます.

ウォームギヤの軸受は台座から出ている2本の小さな支柱に挟まれているようで、ネジらしきものは見当たらないです。力づくで引っこ抜くのも怖いので、軸を外すのは断念するしかないかなぁ。

元記事の写真ではプーリーは樹脂製になっているようですが、手元のものは金属製です。

プーリーを軸の先端に追いやった状態で金属用の接着剤を軸に塗ってから、プーリーを正しい位置に差し込む方法で挑戦しようと思います。失敗できないのでかなり慎重にやらないといけないですね。
by sakuma (2013-07-16 13:22) 

yosaburo

始めまして。yosaburoと申します。
今から35年位前に、自分の給料で始めて買ったレコードプレーヤーがSL7です。
アームが作動しなくなったため、まめぞう様のブログを参考に例のベルトを交換しグリスアップも施しました。
アームが上がった状態で、早送り・早戻し、アップダウンはできるようになったのですが、通常の演奏時には、アームが動きません。
何か考えられる原因はあるでしょうか?
ご教授いただけると、大変助かります。
よろしくお願い申し上げます。

yosaburo

by yosaburo (2013-08-02 11:40) 

まめぞう(エルモ改め ^^; )

☆yosaburo様
こちらこそはじめまして。コメントありがとうございます!(^▽^)/
すもません、色々分からない事がありまして。
アームが上がった状態で、早送り・早戻し、アップダウンはできるようになったとの事ですが、これはレコードを載せた状態での事しょうか?
当方の記憶では、SL-7は再生ボタンを押してもレコードを載せていないとセンサーの判断によりターンテーブルが一瞬回るだけで止まってしまいます。
一方、レコード盤を載せた状態では、再生ボタンを押し、再生が始まってからCUEボタンでアームを上げてからでないとアームの早送り・早戻しはできません。
すみません、もう少し情報が欲しいです。今のところ再生ボタンのタクトスイッチの接触不良、あるいはアームの動きが渋い、そんなところしか思い浮かびません。多分違うと思いますが・・・m( __ __ )m

by まめぞう(エルモ改め ^^; ) (2013-08-02 22:30) 

yosaburo

まめぞう様

早速お答えいただき有難うございます。

説明不足で失礼致しました。

レコードを載せた状態です。スタートボタンを押すとアームは降りて再生が始まりますが、アーム自体は動きません。
途中に針を落としても同様です。ただ、終わりの無音部分に落とすと、アームの先端(カートリッジ部分)が内周側に大きく振れた後、それを追いかけるようにアームが移動し、そのままレーベル近くまで動いて最初の定位置に戻りターンテーブルも停止します。(演奏部分の途中に針を落とした場合でも、同様にアーム付け根が先端を追いかけて動くことが、ごくたまにあります。)

上手く説明できませんが、こんな感じです。

お手数ですが、よろしくお願い申し上げます。
by yosaburo (2013-08-02 23:39) 

まめぞう(エルモ改め ^^; )

☆yosaburo様
情報ありがとうございます。
おそらくアームのセンサーまわりの不具合ではないでしょうか。
アームの途中に、左側面から棒が差し込まれていまして、レコード溝によりアーム先端が進むと、光学センサーが検知してアーム根元をその分進める構造です。尺取虫のような動きでアームは進みます。
対策ですが、アーム右側面に6角レンチを挿し込む穴がありますので、そこの調整をしてみてください。右回転(締める方向)で感度は上がり、左回転(緩める)で下がります。
お話から、アーム送り機構そのものは正常のようですので、感度調整である程度は改善できると思います。当記事のSL-7も、程度は軽いものの、常に進行方向に先端が傾いた(振られた)状態でしたがそこの調整で治りました。経年によるセンサーの汚れ、あるいはセンサーの劣化も原因かもしれませんが、アームをバラすのも大変かと思います。なお現物を拝見していませんからあくまで推測です。至らぬ点がありますればどうかご容赦ください。
まずはお試しになってください。(^▽^)/
by まめぞう(エルモ改め ^^; ) (2013-08-03 04:59) 

yosaburo

まめぞう様
直りました!有難うございます!
ウチには細い六角レンチがなかったので買ってこようと思い、ゴムベルトの写真に写っていた千石電商さんに今日行ってきました。ついでに、ゴムベルトも念のために買っておきました。
先ほど帰って、まずベルトを代えてみて試したところ、なんと正常に動作してしまいました!
先に架け替えたベルトはヤフオクで落札したもので、SL5用となっていましたが、丸ベルトで表面がツヤツヤしていたので、もしや、と思わないこともなかったのですが・・・・。
アームの動きは繊細でスムーズです。
非常に嬉しいです。
お騒がせしてすみませんでした。
レンチは、センサーの異常が見られたときのために、大切に保管しておきます。
それにしても、ベルトによってこんなに差が出るものなのですね。サイズはだいたい同じなのに。
本当に有難うございました。

by yosaburo (2013-08-04 00:14) 

まめぞう(エルモ改め ^^; )

☆yosaburo様
直りましたか!良かったですね!^^
ヤフオクのベルト、もしかしたら黒い色で¥350の代用品ってヤツでしょうか?
もともとプーリーは角ベルト用ですから、丸いのだと相性が合わない事もあるのでしょうね。ちなみに純正はSL-5もSL-7もSL-10も、同じ規格の角ベルトです。殊更丸ベルトにする理由もありませんし(接触面積が減るので)角ベルトは普通に売られていますから、個人的に出品者様に自制を促したいところではありますが・・・(^▽^;)
中にはバンコードという丸いゴムで自作されている猛者も検索すると出てきます。世の中には色んな人がいますね~♪
いずれにしても結果良ければ全て良しです!お疲れさまでした!ヾ(=^▽^=)ノ
by まめぞう(エルモ改め ^^; ) (2013-08-04 07:03) 

gar

sl-7で質問させて下さい。
以前片チャンの音が出ないことで
質問させて頂いたものです。
問題の箇所が基盤からカートリッジまでのケーブル間にあることまで分かっております。
あとはアーム部分のケーブルとカートリッジの受け側コネクタが怪しいと
思うのですが、どのようにしたらいいかわかりません。出来ましたらご教授頂けないでしょうか?
よろしくお願いします。
by gar (2014-06-09 08:09) 

まめぞう

お久しぶりです。お元気でしょうか? ^^
たしかカートリッジを変えても症状は同じでしたよね。
まずカートリッジを外し、穴に適当な(いいかげんという意味ではありません)銅線などを差し込んで導通をお調べになってください。テレビやFMチューナーなどで用いられる同軸ケーブルの心線など適材です。ここで断線があれば配線を交換すれば治るのでしょうが、松下にはすでに部品が無いでしょうから、部品取り用にSL-7がもう一台必要になる訳で現実的ではありません。仮にここで断線が認められたとして、アームや各部分を分解して調べるしかないでしょうね。恥ずかしながら当方、SLシリーズのアームを分解修理したことがありませんのでお答えが出来ません。ご容赦ください。個人的にはカートリッジの断線のような気もしますが、他のに交換しても症状は同じなんですよねぇ、う~ん・・・(・・?)

by まめぞう (2014-06-09 22:42) 

gar

カートリッジを変えても同じです。
穴に銅線を差し込んでテスターでコネクター側との導通を
チェックしたところ、左チャンネルのマイナス線だけが導通しない
状態です。また、途中のアーム手前のところの左チャンネルケーブルの被覆を削り、そこからカートリッジまでの導通もみましたが、導通しない状態です。何か良い方法がありましたら、ご教授お願いします。
by gar (2014-06-10 06:47) 

まめぞう

ははぁ、なるほど。と言うことは仰せの通りコネクタ周りが怪しいですね。
どこか接触不良になっているのでしょう。ただいずれにしてもアームの分解は必要になるかと思います。SL-10のマニュアルであれば持っていますのでコピー取ってお送りしましょうか?分解方法の立体図が記載されています。SL-10も基本的なアームの構造は一緒かと思いますので、ご希望であればサイドバーのブログメールからご連絡ください。なおこのツールはアドレス非公開ですのでご安心を。

by まめぞう (2014-06-10 12:53) 

shige

まめぞう様
初めまして、何時も参考にさせて貰ってます。
8ヶ月ぐらい前にヤフオクで整備品と言う事でSL-7を落札しましたが、3ヶ月ぐらい使わないでいたら、リニアトラッキングが動かなくなりました。出品者に連絡しましたがなしのつぶてです。しようが無いので貴兄のブログを参考にばらしたら、なんと輪ゴムが使ってあり、べたべたになっていました。しょうが無いので千石に行ってベルトを買ってきて、修理しました。ちゃんと動く様になりました。全く、ひどい出品者です。未だに大量に整備品として出品しています。ひどい物です。
修理後、今度は10分ほど聞いていると方チャンネルから音が出なくなります。それも右だったり左だったりします。最初はアンプかと思い
アンプを変えてみましたが、同じでした。プレーヤの電源を切って
10分づらい置いておくと又両チャンネルから音が出ますが、しばらく聞いていると、又方チャンネルから音が出ません。何か分かれば教えて頂きたいのですが?宜しくお願い致します。
ご迷惑をお掛けします。
by shige (2014-07-27 19:36) 

まめぞう

☆shige様
SL-7のアーム周りは至って単純なつくりです。カートリッジから出力コードのプラグに至るまで直結で、ミューティングリレー以外に回路が存在していません。よって考えられるのは、①カートリッジ不具合②アームコネクタ接触不良③出力コードピンプラグ接触不良④出力コード基板取付け部分半田不良⑤アームから基板までのどこかの接触不良や断線・・・こんなところでしょうか。時間の経過とともに症状が変わるようですので、内部の温度変化と関係があるのかもしれません。使用に伴い温度は上昇しますので。④あたりが怪しいのではと思います。現物を見ていませんから憶測ですが。色々調べてみてください。^^
by まめぞう (2014-07-28 03:22) 

Ginger

まめぞう様 初めまして。
SL-5を2台所有して愛用しているものです。
検索でたどり着き、ブログに書かれているノウハウに驚き、相談させて頂きました。
実は、SL-5の1台はバックアップ用に収納してあったのですが、先日久しぶりに電源を入れてスタートボタンを押してみたところ、LPレコードを置いてもなぜかシングル盤のサイズの位置までカートリッジが移動してしまいます。
SL-5のレコードサイズの検出法がわからないので修理方法の糸口が見えません。仕組みをご存じでしたら教えていただければと思います。
by Ginger (2014-07-29 15:15) 

Ginger

まめぞう様
直前のコメントで相談させていただきましたGingerと申します。
あれこれSL-5をいじっていましたら仕組みが分かりました。
ターンテーブル左奥のスイッチのようなものでサイズの判別する仕組みなんですね。正常な時は無意識で使っていました(笑)
スイッチを何回かカチャカチャいじっていたら治ってしまいました。
スイッチの動きが少し堅くなっていたようです。
再発の可能性はあるかも知れませんが、当面大丈夫そうです。
お騒がせいたしました。
by Ginger (2014-07-30 19:28) 

まめぞう

☆Ginger様
コメントありがとうございます。まずは良かったですね!
実は当方、SL-5を使った事がありませんのでお答え出来ないところでした。
今後の参考にさせていただきます。貴重な情報ありがとうございます。

by まめぞう (2014-07-31 05:35) 

tomtom94

発売以来、30年以上SL-7を愛用しています。アームのトラッキング不良がメンテナンスして直りました。大変助かりました。このターンテーブルは見た目もシンプルですが、内部もとてもシンプルで分かり易い構造ですね。お陰でメンテもし易い訳ですが、今の家電では考えられない事です。
by tomtom94 (2014-09-03 23:04) 

まめぞう

☆tomtom94様
コメントありがとうございます。SL-7はフタ部分はシンプルでメンテナンスしやすいですね。ボディの方は複雑ですけど。考えてみればこの時代が日本のオーディオが一番活気があった頃ではないでしょうか。アームをフタに付けるとは奇想天外、荒唐無稽、でもまことに合理的。今後こういう製品は出てこないでしょうね。^^
by まめぞう (2014-09-04 09:57) 

sakuma

まめぞう様:

1年半前にコメント回答頂いたsakumaです。その後外れてしまっていたプーリーを接着剤で軸に固定することまでは成功しましたが、忙しさにかまけて放置してしまっていました。

最近時間ができたので、こちらの記事を参考にベルト交換、ギアの掃除、グリス塗り、シャフトの掃除、グリス塗り、コネクタの接点掃除を実施し、カバーを戻して修理を終えることが出来ました。

早速アンプに接続してレコードを再生してみるも、スピーカから音が出ない。電気系もどこかで断線しているのか?と諦めかけていましたが、何のことはない、アンプのTAPE端子にコードをさしていたのになかなか気づきませんでした。PHONE端子のあったアンプはとうの昔に廃棄していて、再生にはプリアンプが必要なことを全く忘れていたんです。電器店でフォノイコライザーを買ってきて万事解決しました。

何十年ぶりに復活したレコードの音にしばらく酔いしれそうです。まめぞうさんの記事にたどり着いていなかったら、修理するという気も起こすことができなかったと思います。ありがとうございました。

by sakuma (2015-01-22 14:29) 

まめぞう

☆sakumaさま
ご丁寧にありがとうございます。まずは良かったですね!
音が出ない時って、一瞬頭の中真っ白というか、途方に暮れちゃいますよね。^^
by まめぞう (2015-01-23 15:46) 

ゲイナー

初めまして。
いつも読ませていただいております。
私のSL-7なのですが、最近LPは問題ないのですが、EPが再生できなくなりました。
シングルレコードをおき、PLAYボタンを押すとターンテーブルが少し回った後、止まってしまいます。
いったいどこが故障しているのでしょうか?
お聞かせいただければ幸いです。
よろしくお願い致します。
by ゲイナー (2015-02-17 18:57) 

まめぞう

☆ゲイナーさま
あ、もしやグロリア・ゲイナーさんでしょうか?d( ̄∇ ̄*)☆\(--こら

すみません、冗談はともかく、EP盤を載せてPLAYボタンを押すと少し回転して止まる、という事は30cm盤と25cm盤のセンサーは正常という事ですね。
つまりEP盤を載せても、載っていないと判断されているわけですね。
もしかして、その盤は光を透過するカラーレコードではありませんか?
ご確認いただければと思います。^^
by まめぞう (2015-02-17 23:06) 

ゲイナー(グロリア・ゲイナー)

グロリア・ゲイナーです(笑)
ご返事いただき感謝いたします。
カラーレコードではなくごく普通のEP版です。
ターンテーブルに何も載せないでPLAYボタンを押すと、半回転から1回転して止まりますよね?ですがEPレコードをのせると5~7回転くらいして止まります。
私もセンサーを疑ったのですが、よくわかりませんでした。
???です。
by ゲイナー(グロリア・ゲイナー) (2015-02-18 00:34) 

まめぞう

☆ゲイナー様
はて、面妖な。
AUTOモードにして、45回転シングル盤をのせると、盤の識別&・回転数の切替でたしかに5~7回転はするんですよね。ってぇことは原因はそこまでの何かですね。確定すればアームが移動して演奏が始まります。確定するまでに何か原因がありそうですね、センサーの表面をアルコール麺棒などで清掃すると治ったりするかもしれませんね。おそらく回路には不具合ないと思います。もしや、喫煙環境でしょうか?失礼があればお詫びいたしますが。^^;
by まめぞう (2015-02-18 18:59) 

ゲイナー

どうもです。
家族全員非喫煙者です。
センサー部もアルコールで吹いてみましたが、ダメでした。
アームが動き出す直前で止まってしまうようです。
摩訶不思議だぁ~

by ゲイナー (2015-02-19 20:43) 

まめぞう

☆グロリアゲイナー様
あ、これは失礼いたしました。
多分センサーは正常なのでしょうね。
って事は、アーム走行系に機械的な、何かの障害があるのではと思います。アーム移動シャフトの清掃と給脂、およびロープのプーリーとかロープそのものを清掃と給脂、これをお試しください。

ダストカバーの裏フタを外し、センサーに黒いテープを貼り、フタを閉めた事を検知する白いスイッチを押して擬似演奏状態にし、アームを動かしてみてください。どこかで何かの動きが渋いとか、何かが干渉していたりするのかもしれません。何しろ古い機械です。色々試してみてくださいねっ!^^
by まめぞう (2015-02-20 22:51) 

ミルフィ

まめぞうさま
久々に針交換をしようとしましたが、lリニアトラッキング故にアームが定位置の右によってしまっていて指が入らず、針廻りの先端樹脂部分がうまくつまめません。(以前はどうやっていたのだろう)
何か良い方法はありませんでしょうか?
ちょっとだけ左にずらそうとしても、すぐ定位置に戻られてしまいます。
もしおわかりになられましたら、お知恵をおわけ下さいませ。
by ミルフィ (2015-02-24 20:59) 

まめぞう

☆ミルフィさま
レコードをのせて演奏状態にし、アームが良い具合に進んだところで電源スイッチをOFFにしてください。それでアームは動かなくなり良い位置で針交換できます。なお演奏中に電源OFFは荒療治でもなんでもなく、調整には必須の定石でサービスマニュアルにも記載されていますから問題ありません。どうぞお試しください。^^
by まめぞう (2015-02-24 22:39) 

ミルフィ

まめぞうさま
お忙しいところご返信ありがとうございます。
さっそくやってみたく思います。

ほかの記事も写真入りでとても参考になります。
今後試してみたく思います。
どうもありがとうございました。

by ミルフィ (2015-02-26 11:42) 

まめぞう

☆ミルフィさま
あ、ご丁寧にありがとうございます。^^;
by まめぞう (2015-02-26 12:58) 

ゲイナー(グロリア・ゲイナー)

お久しぶりです。
まめぞう様の言うとうり、シャフト、プーリー、ロープを分解し、清掃、グリスアップしてみました。すると・・・?治っっちゃいました。
何が悪かったのでしょう?
やっぱり手間をかけないとダメということでしょうか?古い商品ですもんねぇ
いろいろとお手数をおかけしました。
まめぞうさんありがとうございました。
SL-10のところでもお聞きしたいことがあるのですが、よろしいでしょうか?

by ゲイナー(グロリア・ゲイナー) (2015-03-03 01:01) 

まめぞう

☆グロリア・ゲイナーさま
治って良かったですね!^^
なにしろ発売から年月を経ていますから、清掃給油で不具合が治るケースは多いです。機械ですから年月が経てばくたびれるので。ところでSL-10につきましては未だに分からないことだらけですので、ご質問いただくのは構いませんが、お答えできない事も多いです。(^▽^;)
by まめぞう (2015-03-03 22:38) 

t@ka

まめぞうさま、はじめまして。
いつも興味深く拝見しております。

昔よく聴いた'映画汚れた英雄'のサントラが聴きたくなってCDを探しましたが発売されていませんで、早速レコードをヤフオクで落札しDENON DP-300Fを新品購入したのが3年前。
予算も乏しい中、より気持ちいい音を求めて針や他の中古プレーヤーを数度入手しながらSL-7に辿り着き、現在に至っております。
オリジナルカートリッジにEPS-202EDのSASで聴いています。

本題前が長くなり申し訳ありません。
実は最近回転速度が遅くなってきました。
本体側は複雑とのお話もあり、まだ開けていません。
D.D.ですし、簡単に調節出来るとも考えづらいのですが、ご伝授頂けませんでしょうか。
宜しくお願いいたします。

by t@ka (2016-01-14 03:06) 

まめぞう

☆t@kaさま
コメントありがとうございます。
残念ながらSL-7は現在一台も手元にありません。
なので、具体的な調整方法をお伝えすることが出来ません。
多分調整のズレか部品の劣化だとは思うのですが。
大変申し訳ございませんが、どうかご容赦願います。m( __ __ )m
by まめぞう (2016-01-15 20:59) 

masa

最近SL-7がトラッキング不良となり悩んでいた者です。盤面の後半になると、アームがついていかなくなり、音飛びをするようになってしまいました。いろいろ悩んでいたところ、こちらのページにたどり着きました。

SL-7のメンテナンス法が大変わかりやすく書いてあり、それに従ってベルト交換とグリスアップを致しました。金属用のモリブテングリスとプラスチック用のシリコングリスは、近くのホームセンターで買いましたが、シリコングリスが意外に高いですね。ベルトは、出張の機会に千石電商に出向き購入致しました。

その結果、SL-7がまた快調に動き出しました。本当に嬉しいです。ありがとうとございました。これでまたしばらくアナログレコードが聴けそうです。

ただ、千石電商で買ったベルト、セットしてもけっこうゆるゆるです。問題なく動いたのでそれで良しとしましたが、そんなものなんでしょうか? その点だけが、少し、気になりました。
by masa (2016-05-05 11:09) 

まめぞう

☆masa様
仰る通り、最近の千石のベルトはゆるいですね。この記事を書いた頃は丁度良い寸法だったのですけど。
もっとも千石がSL-7用に特注したわけでは無い訳で、これは文句を言っても仕方ありません。発注先は支那との事です。ブレて当たり前ですね。そんな事もあるでしょう。当方、型番は違いますが同じベルトを使う、SL-10のサービスマニュアル保有していますが、直径や太さの指示はないんです。当たり前ですね。部品として品番指定されていますので。何も太さや直径を書く必要はない訳で。

巷間の噂では直径24mmが純正の寸法と言われているのは何十年も前から知っていましたが、そのような寸法のベルトが汎用品には無いのだから仕方ありません。この記事を書いたのは随分前ですが、この頃は千石の25mmでピッタリだったのです。何とも悩ましいところですね。(^▽^;)

コメントありがとうございます。

by まめぞう (2016-05-06 01:40) 

haruto

まめぞう様、はじめましてharutoと申します。
SL-7でこちらにたどり着きました。私は父のおさがりでSL-7を使用しているのですが、最近アップダウンさせるボタン?でアップダウンさせた時に針を下した直後に音が出るようになりました。(普通はすぐに音は出ないと思うのですが?)
今は亡き父の使用していたSL-7ですので、何とか修理出来ればと思いますが、何せ不器用なもので…。
一体どこが悪いのでしょうか?オーディオショップなどに持っていけば修理していただけるのでしょうか?
良きアドバイスをよろしくお願い致します。

by haruto (2016-06-07 16:35) 

まめぞう

☆haruto様
コメントありがとうございます。

リアルタイムで針の盤に対する上下音がするという事でしょうか?

それはおそらく内蔵ミューティングリレーの接触不良です。この機種に限らず、テクニクスのミューティング回路は、針が降りるときはリレーに通電し、出力信号をショートさせて音を消し、針が無事降りたら通電をやめ、リレーがフリーになった状態で音が出るように設計されています(航空機の設計と同じく、フェイルセーフですね。最悪リレーが故障する状況でも、音は出るようにとの良心的な素晴らしい設計です。これはテクニクスさすが!と思います。) つまりリレーで音を消すために通電しているのに、接触不良でショートが出来ず、カットするべきノイズが出ちゃってる状態ですね。
そんな訳で、リレー交換、あるいはリレーを外して分解、接点清掃が必要な状態だと思います。

ところがこれが簡単では無く、SL-7は基盤がコネクタで背中から接続・固定されており、これを外さないと整備できません。力の入れ加減では基盤のパターンが裂損してしまう事もあります、というかよく有ります。
どうか無理せずプロに頼んでください。

申し訳ないのですが、当方ではこういう機種をメンテする業者を知りません。ネット検索で見つけて下さい。

お役に立てず申し訳ありませんです。m( __ __ )m
by まめぞう (2016-06-07 20:28) 

morita

はじめまして、まめぞうさま。森田といいます。
突然で大変申し訳ございませんが、私のSL-7が不調です。新品購入し、30年以上使用しているのですが、リニアトラッキングアームは先端と根元が尺取虫のような動きをしなくなりました。先端(針先)が先に動き、あとから根元が付いてくるのが正常だと思うのですが、先端は問題なく動きますが、根元がストップしたまま動きません。結果同じ場所を再生(繰り返し)してしまいます。(説明がへ下手ですみません)
ベルトはまめに交換し、グリスなどもちゃんと塗りなおしたりもしています。
いったいどこが悪いのか見当が付きません。
私はオーディオマニアではないので、自分で修理は無理でしょうか?
よろしくお願いします。
by morita (2016-06-14 10:08) 

まめぞう

☆morita様
コメントありがとうございます。
おそらくアーム送りモーター軸の固着ではないかと思います。
アーム送りモーターが動いていないので、尺取虫にならないんですね。
モーター軸に注油してみてください。
とりあえずその場しのぎの最終手段で、という事で申し上げますが、お勧めしませんがミシン油とか、もっとお勧めしませんがCRC-556とか。お試しください。
すみません、当方、それに対応するオイルを所有しているのですが、諸般の事情により公開できません。不逞の、どうしようもない輩がいるもので。
その輩にネット上で情報提供したくないのです。
回答になっておらず申し訳ありませんです 。 ・・・m( __ __ )m

by まめぞう (2016-06-14 17:59) 

morita

こんばんは。昨夜はありがとうございました。

まめぞう様にも諸般の事情があるにもかかわらず、突然の質問にお答えいただき、感謝いたします。

私にとっては十分な回答でした。

CRC-556ってあまり良くないんですね。本当に勉強になりました。

モーターは普通に回っているようです。例えばシングルレコードを置き、蓋を締め、PLAYボタンを押すと、シングルレコードの淵までアームが動きます。そこから針先が下りた後、アームの先だけが動き、根元が付いていかないんです。(悲)
また、たまにですが、シングルレコードの淵から針が右側に落ちてしまいます。これはこれで不具合なのでしょうか?
そろそろ寿命かな・・・。(笑)





by morita (2016-06-15 17:57) 

まめぞう

☆morita様
いえいえ、寿命ではありません、調整がズレているだけだと思います。
アーム送り糸の各部分の動きが渋くなっているのかもしれません。
とりあえずは、アーム送りシャフト関係を分解清掃&給脂すれば治るような気もします。
何しろ古いものですから色々な事が起きますよね。(^▽^;)
ちなみにモーター軸固着に使用するオイルはテクニクス純正のオイルではありませんので念のため。どうも失礼いたしました。m( __ __ )m
by まめぞう (2016-06-15 20:29) 

こうじ

はじめまして、SL-7を検索してたら素晴らしいブログ発見しました、いきなり質問なのですが 当方SL-6 SL-7使ってますが7のアーム降下がかなり早く 見てて怖いくらいなのですが 仕様なのですか?自分で直せますか アドバイスよろしくお願いします。
by こうじ (2017-07-22 18:17) 

まめぞう

☆こうじ様
コメントありがとうございます。
こちらをご参考に。
http://elmo1963.blog.so-net.ne.jp/2015-03-13
当方の過去記事です。

by まめぞう (2017-07-23 03:43) 

こうじ

さっそくアドバイスありがとうございます、1000番のシリコンオイル注文しました 楽しみです DP75とサエク308で二度目のアナログライフしてますが サブ用に購入したSL-6SL-7にはまってしまいました簡単に使えて本格的な音がしますね〜 大事にします ありがとうございました。
by こうじ (2017-07-23 19:04) 

まめぞう

☆こうじ様
いえいえこちらこそ、ありがとうございます。
テクニクスのリニアトラッキング機種は、何だか使っていて楽しいですよね。
ところで、SAECの308とは!我が青春の思い出だったりします。当時テクニクスのSP-10MK2と組み合わせて使っていました。今から30年ちかく前の話です。(*^_^*)

by まめぞう (2017-07-29 20:04) 

こうじ

まめぞう様 その後の報告させていただきます まず1000番では変化なしだったので思い切って50000番を使ってみたらゆっくり降りるようになりました。また何かあればご教示願います 有難うございました。話題変りますが 308のキラキラした音は気にいってますが今方向性に悩んでいます この先アナロググレードアップするにあたり、海外の製品気になりますが、国産の物と比べてリンなどはすごく差があるものでしょうか、それともカートリッジ、アンプ、フォノイコなどで肩を並べるくらいなのでしょうか、超弩級のものは考えてません、当方は80年代のロック、ポップス あとジャズを聴きます」ぜひまめぞう様の考えをお聞かせください。
by こうじ (2017-07-30 12:07) 

まめぞう

☆こうじ様
結果良かったようで、安心いたしました。こちらこそありがとうございます。
個人的には、LINNの構造はとても優れているように思います。
レコードプレーヤーは機械そのものですので。
LINNは、支点・力点・作用点が明確で、軸受けも精密な一点支持で。それらがまとめてフローティングされているわけで。しかも、それぞれ半端ではない精度です。

個人的には、デザインも含め、現行品のLINNには興味が無く、少し昔のLINN製品が好きです。

あと、申し訳ありませんが、当方、80年代のロックやポップスには全く興味が無く、ジャズもそれほど聴くわけではありません。一番好みなのは、60年代から70年代初期の、ソフトロックやハーモニーポップです。

ところで、1000番のオイル購入されたという事なのに、何故50000番のオイルをお持ちなのですか?そもそもこの記事をお読みになって、1000番のオイルを指定・注文されたのは何故でしょうか?。

by まめぞう (2017-07-30 19:44) 

こうじ

まめぞう様 ありがとうございます ジャンルが違うので分かりづらいですね。 あとオイルについてですが最初は1000番でいいかなと思いアマゾンにて購入してみましたが粘度がゆるくあまり改善されなかったので一番上の50000番にしてみたら良かったということです
記事をよんでSMEのオイルを探したら結構な値段なのでほかのを探した次第です。初めて購入するのでまずは1000からかなぁとゆう軽い感じで選んでしまいました、値段も安いので。昨日 SX308にもリフターに充填したらゆっくり降りるようになりました。下手な文章ですいません。

by こうじ (2017-07-31 18:29) 

まめぞう

☆こうじ様
ところで、50000番だとリフターの動きが速くなりませんか?
100000番程度の方がゆっくり降りて、いいと思うのですが。^^
by まめぞう (2017-08-06 17:29) 

こうじ

まめぞう様 その時手に入る一番上が50000番だったので、それにした次第です 前の状態がひどかったのかスムースになり嬉しいです。  
暑い日が続きますがご自愛ください ありがとうございました。
by こうじ (2017-08-09 18:38) 

まめぞう

☆こうじ様
ありがとうございます。それにしても暑いですね。

今日家に帰ってエアコンつけたらモニターの室内温度は38度でした。

沖縄とか奄美とか小笠原の気温がニュースにならないので、本土よりも南の島の方が余程涼しい、という現象が起きてますね。温暖化とか、それ以前に、地球全体がそういう時期に突入したのではないか?と思える今日この頃でございます。

どうか熱中症にはお気をつけいただき、ご自愛ください。

コメントありがとうございました。m(__)m

by まめぞう (2017-08-09 20:37) 

kitson

SLーL3の修理をしています。アームをスタートボタンを押しても針はレコードに落とした地点から移動せず同じ音声を繰り返すのみです。プーリベルトは新品25Φ1.2厚に交換しております。尺取り虫の動きがなく羽根が、回っていないです。但しskip.program移動する際はプーリ羽根は回っておりました。アーム再生横移動しない原因をご教示して頂けますか?
by kitson (2018-05-28 10:03) 

まめぞう

☆Kitsom様
SL-L3をそもそも使ったことがありませんので。
申し訳ないのですがお答え出来かねますが。
羽根とはどこの部分の、どのような部品でしょうか。
羽根ではなく、歯車の事でしょうか?
もう少し詳細にお聞かせ願えますか、よろしくお願い申し上げます。
skip proguramの際に回っていたのはどこのどんな部分ですか?
そこが回っていた時も、アームは平行移動しなかったのでしょうか。


by まめぞう (2018-05-28 20:32) 

Kitsom

まめぞう様
この度をご返信ありがとうございました。最近、リニアトラッキングプレイヤーにはまってしまいました。ヤフオクで安価な機種を購入しては修理して動作した時の喜びを感じております。購入した機種はSL-5,7,QL1,DL1,L3です。SLーL3だけが、うまくいきません。まめぞう様の修理ブログのコメントに私と同様な質問をされている方が、いらっしゃいますした。コピーしました内容は下記の通りです。

レコードを載せた状態です。スタートボタンを押すとアームは降りて再生が始まりますが、アーム自体は動きません。まめぞう様の回答にはアームのセンサー周り云々とありました。L3にはセンサーの棒みたいのサイドにネジがあり、そこを時計回り、反時計回りに回して調整してみましたが、尺取り虫の動きができませんでした。どうも基盤のコンデンサが劣化しているのでしょうか?考えられる原因をご教示頂けますか?
by Kitsom (2018-05-30 12:12) 

まめぞう

☆Kitsom様
すみません。当方の質問に関するお答えをいただけますか。
そうでないと先へ進めません。
繰り返しになりますが、もう一度お願いします。貴方によるコピーの内容では分かりません。

羽根とはどこの部分の、どのような部品でしょうか。
羽根ではなく、歯車の事でしょうか?
もう少し詳細にお聞かせ願えますか、よろしくお願い申し上げます。
skip proguramの際に回っていたのはどこのどんな部分ですか?
そこが回っていた時も、アームは平行移動しなかったのでしょうか。

そもそも今回の故障と、ご指摘のコンデンサ劣化は、どのように関連があるのでしょう?

素朴な疑問です。失礼とは存じますが、ご教示くださればと思います。

by まめぞう (2018-05-30 21:29) 

Kitsom

まめぞう様
質問の内容につきましては何分、ずぶの素人ですので、専門用語の説明不足がありご迷惑おかけしました。羽根とはどこの部分の、どのような部品でしょうか。
羽根ではなく、歯車の事でしょうか?
回答:風車のような羽根とは、アームの駆動モーターにリンクした円盤の回転をセンサーで検知して制御回路でコントロールしているところの円盤です。この部分は正常動作のslー7で観察しておりますと、再生状態の時アームがスライドしますが、円盤の回転が、回っては、ときたま静止状態になり又、回転し出す。まさに尺取り虫の動きで、アームの駆動モータープーリとギヤープーリにとりついている角ベルトが一定の間隔で、動いたり、止まったりしております。私が、SLーl3で言っている不具合はこの動作が全くできません。両プーリが、回転できないのです。
skip proguramの際に回っていたのはどこのどんな部分ですか?
回答:両プーリと円盤が連続で回っておりました。
そこが回っていた時も、アームは平行移動しなかったのでしょうか。
回答:平行移動は行き返りともできました。
by Kitsom (2018-05-31 13:17) 

まめぞう

☆Kitsom様
ご回答ありがとうございます。穴が開いた平たい円盤の部分ですね。
アーム駆動用のモーターシャフト直結ですね。通常再生は出来ず、スキッププログラム再生は出来る、という状態でしょうか。であれば機械的にはOKで、回路内の不具合と推測されます。
こうなって来ますと、申し訳ありませんが現物を確認しませんとお答えのしようがありません。多分コンデンサは関係ないと思います。
お役に立てず申し訳ありません。m(__)m

by まめぞう (2018-05-31 21:17) 

Kitsom

まめぞう様
回答内容をご理解して頂きありがとうございました。なを、一部分の内容につきましては私の説明不足が、まだあるようです。スキッププログラム再生は出来る、という状態でしょうか。というところですが、選択した曲番号に移動は出来ます。次の動作は針がレコード面に落下して再生できているとおもわれているみたいですが、そこから全く針は移動せず同じ音声を繰り返すのみです。ということは、尺取り虫動作が出来ておらずプーリベルトが、止まっているのです。その場合でも何処か回路の不具合の加減ですか?。
by Kitsom (2018-05-31 23:11) 

まめぞう

☆Kitsom様
という事は、アーム左右センサー周辺の不具合かもしれません。
アーム先端がレコード溝によって左方向に動いているのを感知出来ていないのかも、と思います。
過去記事、アーム感度調整編です。ご参考まで。
http://elmo1963.blog.so-net.ne.jp/2014-09-28
なお、貴殿所有の機種にこの調整箇所が有るか、使ったことが無いので分かりません。無かったらご容赦願います。
この部分は、そう簡単にズレる事は無いと思うのですが。
すみません、状況から判断できるのはここまでです。
よろしくお願い申し上げます。

by まめぞう (2018-06-01 22:03) 

Kitsom

まめぞう様
ご回答誠にありがとうございました。頭の中がスッキリいたしました。まだトライしておりません。slー7、slーdl1、slーQL1はアームとベースは同じ形態をしているので修理は見よう見まねで出来るかと思いますが、SLーL3は製造が1985年とどんどん進化しており形状が変わっていました。ベース部分はプログラム演奏の為か、先端がレコードトレースして読み取りセンサーが付いた三角形状しております。その左側サイドにマイナスネジがありこれが感度調整をつかさどるものでしょうか?又アーム右サイドにはマイナスネジらしきものがなくアームとベースを平行にするネジに代わるものが何処に付いているのか皆目わかりませんでした。
by Kitsom (2018-06-02 08:27) 

いな爺

素晴らしいページをありがとうございますメーカーマニアルが有りますがさっぱりわかりませんでしたので助かりました
by いな爺 (2018-10-02 12:55) 

まめぞう

☆いな爺さま
あ、マニュアルお持ちなのすね。さすがです。

だとすれば、失礼ながら、逆に質問をさせていただきたいのですが。

この機種、整備がもの凄くし辛いというか。
歯ブラシ状のコネクタが上下の基盤を繋いでおりまして。
これを外すだけで基板にヒビが入ったりします。
何台もダメにしました。
上下の基盤を外す件、マニュアルにはどのような記載がありますか?

ところでこのモデル、回路上、音声出力の方式がSL-10とは違いますよね。

これについて、何かご意見はありますか?

どのように違うとか、具体的にご存知な事をお教え下されば、と思います。

当方SL-7のマニュアルを所有していませんので。
解らないことだらけなんです。

どうか、ご指南下さればありがたいです。m(__)m

by まめぞう (2018-10-03 21:17) 

ハードオフ症候群

お役に立てるかわかりませんが、SMをアップしました。
https://ameblo.jp/bu-to-pi/entry-12502042388.html
by ハードオフ症候群 (2019-08-06 09:21) 

まめぞう

☆ハードオフ症候群様
おっと、これは貴重なファイルをありがとうございます。
現在は自分が使っているSL-10、三台の保守をしているのみで。
でもこのファイル、基盤のパターンが大きくて正確で分かり易いですね。これは助かります。当方が所有しているSL-10マニュアルはアキバの松下電器サービスセンター(1980年代初頭)でコピーしてもらったもので、今となっては解像度がダメダメで。
他の機種につきましても、これは貴重ですので、さっそくDLして保存致しました。この度はありがとうございます。m(__)m

by まめぞう (2019-08-06 20:49) 

タマネギ2号

まめぞう様、SL-7の記事を探していてたどり着きました。2~3年前には変形して固くなったゴムベルトの交換を致しました。1年ほど前に聴いた時は問題なく動作しておりました。半年ほど前に音が出なくなっているのに気付いていたのですが、このところのコロナ禍による在宅勤務で時間ができたので、修理に挑戦しようと思い立ったところです。
これまでの記事を拝見するとミューティング・リレーがONになりっぱなしの状態なのかなと推察しております。このリレーを切る方法をご教示願えればと、よろしくお願いいたします。
by タマネギ2号 (2020-06-29 15:55) 

まめぞう

☆タマネギ2号様
SL-7は現在手元にありません。
パソコンが壊れ、買い替えたのでダウンロードした回路図も無いのであくまで推測です。
リレーがONになりっぱなしではとの事。
まず、以下の事をお試しください。
電源を切ってフタを開け、針先をブラシなどで触れてみてください。
アンプから針先を触れる音が聴こえますか?
音が出なければカートリッジの故障、あるいはどこかの接触不良です。これが一番確立高いです。
電源を切ればリレーへの電圧供給も切れOFFになるので、ミューテイングが掛かっていない状態が再現できる、というわけです。
試して見て下さい。

by まめぞう (2020-07-03 20:07) 

タマネギ2号

まめぞう様
お返事、ありがとうございます。
なるほど、電源を切ればリレーがOFFになるわけですね、
週末に試してみます。

by タマネギ2号 (2020-07-03 22:02) 

まめぞう

☆タマネギ2号様
すみません、言葉が足りませんでした。
SL-7に限らず、テクニクスのリニアトラッキング機種に共通している事。
ミューティングリレーは、アームの上げ下げの時にしか動作しません。通常、アームが上がった状態ではミューテイングが解除になっていますので、針を触ればアンプから音が出ます。電源を切って針を触って点検するのは音が出なくなった時の基本です。電源が入っていても、アームが上がっていればミューティングは解除されています。
ミューティングは再生にまつわる一連の、ごく一部でしか動作しません。その状態が長続きするというのは考えにくいです。

by まめぞう (2020-07-04 07:57) 

タマネギ2号

まめぞう様
針が上がった状態、また、電源OFFの状態のいずれでも、イコライザーを通しても、通さずに直結しても、針先をブラシで擦ってみましたが、音が出ませんでした。
カートリッジを外した受け端子のところからRCA出力端子のところまでの4本の同線の通電は確認できているので、カートリッジの故障ということなのでしょうね。
by タマネギ2号 (2020-07-04 13:35) 

まめぞう

☆タマネギ2号様
イコライザーを通すというのが分かりません。
そもそもSL-7にはそういう機能はありません。
MCヘッドアンプの事ですか?
SL-10と混同されていませんでしょうか?


by まめぞう (2020-07-04 18:47) 

K2

まめぞう様
はじめてメールいたします。従来のスウイング型のレコードプレヤーを長らく使用していますがデスクの傍に置ける小型で操作簡単なプレイヤーが欲しくなりました。ヤフオクでSL-7を購入。電源は入るがアームが動かないジャンク品です。たいていの不具合品はメカ部で比較的簡単に直るとみたからです。現品は予想通りの箇所でした。ゴムベルトの交換、駆動軸とプーリーの空回りをネジロック等々の修理でアームは左右自由に動けるようになりました。修理にあたりこのブログは非常に参考になり感謝です。
カートリッジを取り付けレコードを乗せてスタートボタンを押しますがアームはスタートの位置から全く動きません。正常であればまずテーブルが動き始めアームリフターがダウン(下がる)してアームの移動が始まり2~3秒にミューテイングリレーが働きミューテイングが解除されるのではと思います。実機はテーブルが回りミューテイングリレーの働く音がしますがアームリフタは何の反応もなく初めからダウン(下がる)した状態です。電源を切るとリセットされてリフトアップされピックアップは持ち上がるとありますが電源のon-offに関係なく下がりぱなしです。このプランジャーの構造や動作原理が判れば修理できるかもしれません。お手数でもご教示くだされば非常にありがたいです。長文で失礼いたしました。宜しくお願いいたします。
by K2

by K2 (2021-07-13 14:25) 

まめぞう

☆K2様
プランジャーとリフターの関係につきましては過去記事にアップしてありますので、ご参考になれば。
https://elmo1963.blog.ss-blog.jp/2015-03-13#more


by まめぞう (2021-07-20 19:50) 

まめぞう

☆K2様
電源を切ってもリフトアップされないのは異常ですね。
テクニクスのリニアトラッキングプレーヤーは、プランジャーによって強制的にアームを下ろす設計です。電源を切ればプランジャーが引っ込み、アームは下りた状態から解除され、上がります。
今回のケースは回路とは関係なく、プランジャー周りが固着しているものと想定されます。

by まめぞう (2021-07-22 08:53) 

まめぞう

リフターのスプリング周りも怪しいですね。
折れてるとか。

by まめぞう (2021-07-22 09:38) 

K2

まめぞう様

何回もメール頂きありがとうございます。プランジャーが入っているアーム部分を分解しリフト機構を確認をしました。プランジャーが確かに固着していましたがロッドが引き込まれた状態で電源を切られてもスプリングの力によって飛び出すことが出来ない状態でした。ロッドは取りつけつ時、方向性が間違って取り付けされていましたので一度プランジャーを取り外しロッドを正しい方向に挿入しロッドを出し入れさせることに成功しました。今回のケースは電気回路とは関係ないメカニカル的なエラーです。尚リフタースプリング周りはOKでした。

このような状態から前のオーナーが大分メンテされた様子がうかがえますがこのほかにアーム内部の基盤割れやフォトインターラプタへの断線がありそれらも手直ししました。これらの作業によりプランジャーは正常に駆動されアームのリフトアップ、リフトダウン動作の問題は解消されました。

同時にフォトインターラプタの断線も直したのでプレイヤーの正常動作を期待したのですがアームの水平移動は出来ませんでした。状態は
前述の通りです。不具合の原因はアームコントロールICかフォトインターラプタかと思いますが何か確認する方法があればご教示ください。大変お手数でも宜しくお願い致します。ありがとうございました。
PS:今回の修理にあたり次のことが確認できました(SL-7限定)。
  もし誤認であればお手数でも訂正おねがいします
 1.プランジャーは電源off時はスプリングの力によりロッドは飛び出してアームリフタを持ち上げた状態。従ってカートリッジは盤面から離れる。演奏時はロッドが引き込まれアームは自重によりリフトダウンする。
 2.ミューティングリレーは電源off時はフォノ出力の+とーがcom端子とNC端子に接続されていてこれはフォノ出力がショートされている状態。レコードがプレイ状態になるとこれが解除され出音される。アンプを接続した状態で針に触れても無音になります。確認は電源OFFの状態でカートリッジをつけず挿入端子の両端をテスタでショート状態であることでした




by K2 (2021-07-22 19:01) 

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