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テクニクス SL-10 整備 軸受け 分解清掃と注油 [ターンテーブル]


基板を外したついでに軸受けのメンテナンス。
これは特に珍しい事ではありません。
レコードプレーヤーの軸受けって大概こんな感じです。 
平面受けで自動調芯機構があるガラードは次元が違いますけど。
ご興味がある方は私の過去記事をご参照くださいね!(^-^) 
 
 
 
 
 
そんな訳で、これはSL-10に限って行うメンテナンスではありませんが、とりあえず公開。
すでに詳細に公開されてる方もいらっしゃいますね。
細かい形状の違いがあっても、基本設計はSL-1200mkシリーズと同じです。
 
Technics SL-10 軸受メンテ スイッチメンテ (4).JPG
 
 
底の3本のネジを外すと軸受けです。
もっとも耐久性があると言われている、スラスト軸受けですね。
大概オイルが劣化のせいか白濁してます。 
 
Eリングを外すと軸が抜け、分解出来ます。
オイルはSL-1200mkシリーズ用のものが共通で使えます。 
これは以前にヨドバシでまとめ買いしたもの。1本¥200位だったかな。 
箱に書いてあるけど、何故かこのオイル、MADE IN USAなんですよね。 
 
Technics SL-10 軸受メンテ スイッチメンテ (5).JPG
 
 
パーツクリーナーなどを使い、古いオイルを除去、キレイにした後組み立て。
 
注油の際は、ひっくり返した状態で行うのが良いです。
コップでも何でも身の回りにある物を利用。今回はたまたま近くにあったハンダのリール使ってます。
 
 
Technics SL-10 軸受メンテ スイッチメンテ (6).JPG
 
 
こんな感じにオイルを満たし、しばらく放って置き、オイル面が下がったら足します。
(ほとんどの場合面は下がりませんのでそのまますぐフタをしてもOKかと)
 
フタをして、ねじ止めして完了です。
 
 
Technics SL-10 軸受メンテ スイッチメンテ (8).JPG
 
 
 
参考資料
 
テクニクス製品のシリアルの読み方
 
technics_how_tor_ead_2.jpg 
 
 
最後までありがとうございました。 
 
 
 
 
 
 

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コメント 21

まめぞう

皆様へ
いつもご来訪ありがとうございます。
ちょっと多忙になって来ましたので、蔵出し記事を乱発致しました。σ(^_^;)
本業は真面目な会社員でして (えっ ^^;) 、 今後少しの間、素早いレスが出来ない状態になりそうです。どうかご容赦ください。
ちなみに今回の軸受写真は補機のものです。普段使いのものはこのような状態ではありません。極上に保っております。ヽ(*^^*)ノ

by まめぞう (2015-03-16 23:05) 

たいへー

私だと、間違いなくねじが数個が無くなるな・・・
by たいへー (2015-03-17 08:08) 

まめぞう

あちしの場合は頭のネジが元からありませんがね・・・^^;
by まめぞう (2015-03-17 12:14) 

okko

蓋はあけたら閉めなくちゃおかしいでしょ、頭のネジを早く探してきんしゃい。  サイナラ~~!
by okko (2015-03-17 15:04) 

まめぞう

今後は新年の挨拶も 「あけましてしめました」 にします。
ネジは元から無いのだから探しようがありません。残念でした。うひひ。
by まめぞう (2015-03-17 16:14) 

moonrabbit

ネジがなということはハメ殺しの頭ですか?
メンテは出来にくいけど製造初期の投資額は金型を含め高額ですね。
あたしゃ頭はブレッドボードで作られています。。(^^;
by moonrabbit (2015-03-17 18:43) 

まめぞう

☆らび師匠
ハメ殺したようなキッチリした頭ではありませんです。σ(^_^;)
以前会社の別の部署にいた頃某メーカーさんに聞いた話ですが、つま先が強化されてるいわゆる 「安全靴」。 あの部分の金型、①男女で形が違う②色んなサイズがある③左右がある・・・って事で千万単位でお金が掛かるのだそうで。初期投資が膨大なので新規参入は大変というか酔狂というか。いやはや。^^
by まめぞう (2015-03-18 07:22) 

okko

ナイス押し忘れたでねぇ、今朝、押しにきました、はるばる遠方より。
by okko (2015-03-18 10:38) 

まめぞう

これはご丁寧に。恐縮千万でございます。m(_ _)m
by まめぞう (2015-03-18 10:42) 

UNCLE

年度末だし!
サラリーマンは気楽な稼業じゃなくなりましたからね^^
by UNCLE (2015-03-18 20:56) 

まめぞう

☆UNCLEサマ
♪~二日酔いでも寝ぼけていても
タイムレコーダガチャンと押せば
どうにか恰好がつくものさ 
ハァちょっこらちょいとパァにはなりゃしねぇ

・・・なんて時代じゃなくなりましたよね。(^▽^;)
by まめぞう (2015-03-18 23:42) 

きたのぴーす

ターンテーブルの記事、興味深く拝読させて頂きました。
調べ物をしていましたらたどり着きました。初めまして。
もしご存じなら教えて頂きたいのですが、SL-15、電源onでプラッターが左右に揺れ出します。自動演奏、プログラム演奏も正常にできます。
何が原因なのでしょうか。
by きたのぴーす (2015-05-08 00:33) 

まめぞう

☆きたのぴーす様
逆にこちらから質問させていただきます。
ご質問内容のレベルと貴方の状況の表現に乖離があるように思えてなりません。プラッターという表現はテクニクスのレコードプレーヤー全盛の頃は一般にはありませんでしたがね。何故貴方はプラッターという表現をなさるのでしょうか?何やらどこかのお方のような気がしますが。
by まめぞう (2015-05-08 02:07) 

きたのぴーす

ご回答有り難うございます。ターンテーブルの回転する円盤はそのように呼ぶのが一般的なのかと思っていました。わたしは還暦過ぎの年寄りです。お気に障られたのでしたらお詫びいたします。
by きたのぴーす (2015-05-08 22:34) 

まめぞう

☆きたのぴーす様
いえいえ、特に気に障ったわけではありません。最近色々あったもので。
ところでご指摘の症状はDDプレーヤーにはよく有る事ですね。テクニクスだけではなくDENONなど、大概電子ブレーキがあるクォーツ式で起こります。原因はブレーキやサーボ調整のズレや劣化だと思います。現物を見たわけでは無いのでこの辺でご勘弁ください。
by まめぞう (2015-05-09 02:58) 

きたのぴーす

ご回答有り難うございます。ICの交換などでは直らないのですね。ブレーキやサーボ調整のズレや劣化が原因となると、私のような素人では手に負えないですね。修理に出すかどうか検討してみます。ぶしつけな質問に親切にご回答いただきまして有り難うございました。感謝申し上げます。
by きたのぴーす (2015-05-09 21:38) 

まめぞう

☆きたのぴーす様
どういたしまして。
ところで 「SL-15、電源on」 って文体・・・。
同一人物でいらっしゃいますでしょうかね。
当初のご質問は簡潔明瞭、素人様とは思えませんでした。
おまけにプラッターとは。なんだか更によく分かりません。

すみません、今いろいろ調査中なもので。m(_ _)m
by まめぞう (2015-06-30 21:13) 

toshi

初めて投稿します toshi と申します。

フォノモーター分解注油の方法が分からなくてググっていたら
このサイトを見つけ、まめぞうさんならご存知かと思い
お伺いします。

当方テクニクスSP-12というフォノモーターを使っています(自作)。
永い間故障知らずでしたが、最近気温が下がると回転が不安と
なり、フォノモーター下部の軸受突起部をドライヤーで温めると
正常回転をしますが、一日置くと再度温めないと正常回転しません。
調べてみると、軸受部(スピンドル)を分解・清掃・注油すれば
直るみたいですが軸受部の分解方法がどうしても分かりません。

上記のsp-10とはほぼ同時期発表の機種ですが、軸受部の
構造が違うみたいです。

勝手ですがもしご存じであればご教示頂けませんでしょうか。
よろしくお願い致します。
            toshi
by toshi (2017-10-21 13:47) 

まめぞう

☆toshi様
SP-12は一度も使った事がないんですね。なので、申し訳ありませんが、正確なお答えは出来かねます。症状から、オイル枯渇かと思われますが、具体的方法を存じておりません。お役に立てず申し訳ありません。
とりあえず、分解しないでオイル補給するには、ターンテーブル(プラッター)を外した状態で、軸受けの根元部分にオイルを少々垂らし、しみ込んだようであれば、再度垂らしを繰り返す、これしか無いと思います。これは同社の他製品の取り扱い説明書に書かれています。

というか、当方にお問い合わせいただく以前に、パナソニックに問い合わせをされた方が、ずっと簡単で、楽で、良いと思うのですが。
まずはメーカーに問い合わせ。それが自然の流れだと思います。

何故ここにお問い合わせになられるのですか?

お役に立てず申し訳御座いません。m(__)m

by まめぞう (2017-10-21 19:19) 

toshi

まめぞう 様

早速お返事をいただき、有難うございます。

大変古い型式のフォノモーター故、パナソニックに問い合わせても
満足な回答は期待できないと考え、実際に使用されたと思われる方
のブログにヒントを見出そうとしました。

まめぞうさんのブログに出会い、ターンテーブルの記事が多く、
この方ならご存じではないかと解釈し質問しました。

軸受部の分解方法は未だ分かりませんが、ご指摘通りに軸受の根元部分に数回注油を繰り返した結果、今日のところは正常回転するようになりました。

有難うございます。

これから朝までエージングして様子を見ようと思います。
今夜は徹夜のつもりです。(笑い)

数十年前にこのターンテーブルを自作しましたが、まったく故障知らずで使用するうちに、自作当時のスキルも頭から消えていました。

当時は薄給の殆どをオーディオに突っ込み、自己満足していました。
おかげ様で久方ぶりに古いレコード鑑賞を楽しもうと思います。
(軸受部の分解方法はじっくり時間をかけても得とくしようと思います。)

今後もまめぞうさんのブログを楽しく拝見させて頂きます。

重ねて、勝手なお願いにお付き合いいただき、且つ適切なヒントも頂戴し有難うございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

                 toshi

by toshi (2017-10-21 22:26) 

まめぞう

☆toshi様
すみません、生意気なことを申し上げました。お詫びいたします。
実はかねてより、同一人物が複数の名義で当ブログで情報収集をしておりまして。で、当ブログから得た情報で(当然ながら、当方だけでは無いでしょう)、自身のブログを立ち上げ、ヤフオクとリンク連動させジャンク品を整備して荒稼ぎ。アナログの第一人者気取りで、あろうことかそのブログで当方を批判するという、言語道断な振舞いをしたので、警戒レベルを上げていたところでして。そのブログは今でも存在します。この輩、ヤフオクでは4つも5つもIDを持っていましてね。まるで信用できません。評価や出品の説明文を見ると、素人なりの逃げが見て取れます。煙に巻いたりテキトーに逃げたり。某掲示板などではすっかり見抜かれて、アナログど素人扱いされているようです。

一番面白かったのはこの出品。入札無しで終了。当たり前ですが。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f225578456

これ、組み合わせたシェルが、パイオニア製のコンパクトフルオートプレーヤーのものですね。つまり長さが短いんです。それをアームのオフセット角が過多とか言って、マイクロが悪いとばかりの饒舌ぶり。それで、カートリッジを斜めに取り付けて解決、だそうです。
何も分かっていませんね。無知をさらけ出しました。

世間の皆様が、どうか騙されませんようと願うばかりです。

どうも失礼致しました。今後ともご指導ご鞭撻、よろしくお願い申し上げる次第であります。m(__)m
by まめぞう (2017-10-24 20:57) 

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