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LINN LP=12 電源アップグレード MOSE [ターンテーブル]


 
現在使用中の LINN LP-12 の電源をアップグレードしました。
 
 
 

 
 
(現在使用しているLP12とは別個体です。今は手元にありません。) 
 
今回 MOSE (モースと読みます。大森貝塚とは関係ありません。) にアップグレード。
 
過去記事の時は、輸入代理店の田中屋クリエイティブさんが個人向け販売していたのですが、
現在はショップへの卸専門に特化されているようで、個人購入は出来なくなっているようですね。 
 
今回は懇意にさせていただいているショップにお願いすることに。
色々と調整もしてくれるというので、プロにお任せ!
 
さて、MOSE はこんな感じの黒い箱。
後ろに見える青い人影は、モアイではなくコルトレーン。 
 
LINN LP-12 MOSE 電源アップグレード (1).JPG
 
 
カバーを外した状態。ハーキュリーズⅡ基板とモース電源が入っています。
詳細を説明するのは野暮なのでしません。上記赤太文字をクリックすると田中屋さんHPへ。 
 
LINN LP-12 MOSE 電源アップグレード (3).JPG
 
 
こちらはLP-12 本体。随分とスッキリした印象。
 
LINN LP-12 MOSE 電源アップグレード (4).JPG
 
 
モーターは新品に交換してくれました。製造時期とか色々あって、45回転で回らなかったり、起動が
遅かったり、相性みたいなものがあるのだそうで。
 
LINN LP-12 MOSE 電源アップグレード (5).JPG
 
 
モース後ろ側とコネクタ。 電源スイッチはここにあります。
7ピンのコネクタ、ガッチリ出来ています。どのピンにどんな信号が流れているんでしょうね。 
 
LINN LP-12 MOSE 電源アップグレード (6).JPG 
 
 
全容はこんな感じに。  
 
LINN LP-12 MOSE 電源アップグレード (7).JPG 
 
 
起動時間大幅に短縮。まめぞうの指がチラリと見えますがご容赦くださいな。
プーリー傾斜やサスペンションなど、綿密にチューニングしてもらったので、起動時プラッターのふらつきがほとんどありません。超スムースな立ち上がりです。 
 
 
 
 
 
今回のアップグレード効果ですが、とにかく S/N が良くなりました。
やはり電源が別躯体になるのは効果てきめんですね。お腹がスッキリしたことも相まって、音数が増えたこと増えたこと。ハーキュリーズⅡだけの時とは段違い平行棒。今時こんな言い方する奴はいませんね。σ(^_^;)
 
 
 
最後までありがとうございました。m( __ __ )m
 

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小林信彦

まめぞう様
ブログを拝見してオーディオ周辺のリペア技術をお持ちと拝察いたしました。私事ですがマッキントッシュMC2600のメーター照明のLED化に苦戦しております。もしご助力頂けるのであればご連絡頂きたいのですが…。ぜひよろしくお願い致します。当方の電話・メアド等の連絡先を記載して良いものか迷いましたので恐縮ですがご相談させていただく余地があればブログ上でお知らせいただければ…。
(自己責任の私的改造に当たるのでエレクトリにも相談できず困っております。)
by 小林信彦 (2016-11-24 03:30) 

まめぞう

☆小林信彦様
コメントありがとうございます。これまた凄いアンプをお使いで。
あの、冗談でも何でもなくて、エレクトリにご相談されるのが宜しいかと。最近のマッキントッシュはLED照明になっていますので、古いモデルに対して何らかの対策を講じているかもしれません。
もしご自分で交換される場合、まず重要なのはそこに来ている電流が交流か直流か、電圧は何ボルトか、です。交流の場合は整流が必要となりますので大掛かりです。整流しなくともLEDは点灯しますが、チラつきます。それと、交流電圧は実効値なので、実際の最大値は√2を乗じたうえで計算しないとLEDが壊れます。MC2600は使ったことがありませんので、中の構造とか分かりません。多分押し込んでひねるソケット式の豆電球かなとは思いますが(MC2105はそうでした)。電圧の計算などは過去ログをご参考に。お役に立てず申し訳ありません。
by まめぞう (2016-11-24 12:27) 

小林信彦

おそらく貴重な昼休みを使ってのご返信ありがとうございます。
過去に麦球(12V100mA)の交換を自ら行ったこともあり、最近右側4球のうち2球の球切れを機に今度こそ何とかLEDに交換することで寿命と照度を実現したいとチャレンジしてみたのですが…。(ご指摘のように最近のマッキントッシュは照明にLEDを使用しているものの旧モデルに関しては様々な課題がありLED対応・変更はしないとのエレクトリの返答がありました。また照明基板の電源種別、定格についても情報として提供はできないとのことでした)たまたま昨日秋葉原で6粒LED(14v40mA)を発見購入して取り付けを試みました。
球切れの発生した右側の不良球2球を外し、その空きにLEDを付けたところ見事に点灯!これはいけると右側2球と左側の全球を外しLEDを付け電源SWを入れたとたん左右とも点灯した直後、音も・匂いも・煙もなくアンプの電源が落ち、その後電源SWを入れてもLEDの点灯はもちろんアンプの電源も全く入らない(おそらく照明基板の半田付けの不備等でショートしたことにより異常電流の発生等で電源フューズが切れたのかもしれませんが確認できず)状態です。
先程2個のLED照明に別途電池で通電したところ双方とも点灯、LED自体は昇天したわけではなさそうです。
とはいえエレクトリ曰く、25年近くもトラブルなしで動作してきたことがこのアンプの価格とクオリティの証明であり、高価なリペア費用を出してとりあえずの部品交換等の対処をしても急速に他所の不具合が発生する可能性は高い・・・という見解でした。
ただ昨日まで元気(?)で動いていたものを即座に見放すこともできず、専用パーツや専門技術の手前までのリカバーはしてみたいとの想いです。ただ中学校の理科程度の電気の基本知識も忘れ、テスターによる測定も困難な自分にとっては是非ともご教授・ご助力を頂ける方を見つける必要の中でまめぞう様の存在を知るに至った次第です。
過去のブログの中で私もお気に入りの南千住の鰻屋の話や、取手市在住の私にとってはチャリで10分ほどのラーメン次郎守谷店に出没(失礼)されている貴兄に勝手な親近感を持ってご連絡を取らせていただいている不躾をお許しください。
今年から年金生活者となった身には数万円の修理費用はかなりの出費でもあり、とはいえこのまま放置しておくのも忍びなく、ぜひこのアンプの復活に興味を持たれることがおありであればお声かけいただきたいと存じます。
ランプのLED化など正規代理店ではどんなに要望してもかなえられないものであり、自己責任でより自分の理想に近いものに仕上げたい一念で勝手なことを申し上げましたが、ご興味がおありであればご一報くださいますようお願いいたします。長文失礼いたしました。
by 小林信彦 (2016-11-24 23:36) 

まめぞう

小林信彦様
ところで、LEDを基板に取り付ける際、極性はどのようにされましたでしょうか。ご存知でしたら失礼かと思いますが、足の長い方が+、短い方が-です。これを意識せずに基板に取り付け、LEDが点灯したとなると、そこに来ている電流は交流の可能性があります。そこへ半導体であるLEDを挿入したことにより、交流が検波され、他に影響を及ぼし、保護回路が働いたのではと推測されます。つまりそこはLEDに交換してはいけない箇所なのかもしれません。もしかするとエレクトリはそうしたことも把握していて、対応していないのかもしれませんね。元の麦球に戻し、ヒューズなど切れていれば交換すれば復旧するかもしれません。あくまで想像ですが。
by まめぞう (2016-11-25 08:13) 

小林信彦

まめぞう様
早速のレスポンスありがとうございます。
ご助言に従い定かではない記憶をたどると±の極性には全く頓着が及んでおりませんでした。(半導体というよりもランプとしての認識でLEDを見ていたように思われます。)
6粒のLEDが7cmほどのフィルムリボン状のものに並べてあり、明確に±が表記されていましたが上記の安易さから左右ともどのような極性で取り付けたかは思い出せませんが、天板上のダイヤグラムには「メーター・照明部」には「パワートランスフォーマー」から送り出された電流が「ACレギュレーター」経由で入る…というふうに記載されていました。以前友人とそれに類する会話をしていたときに『後付けでLED照明を実現しようとすると内部に電源アダプター的なものを仕込まなければいけないのでスペース的にも無理かな?』的な成り行きになったことを思い出しました。やはりご指摘のACであったかと…。
なにしろ60kgという非常識な重量を持つ躯体のためラックから動かし保護回路のフューズ確認に辿り着くのも一筋縄ではいかず仕切り直しをしてからということになりそうですがまたお気づきの点等ございましたらお知らせいただければ幸いです。あとお便りの中に『旧の麦球を戻し…』というご指示がありましたが、左右全8球とも外してしましましたが、これは外したままでは問題が発生するでしょうか?そもそも回路上はある上での前提ですのであることが望ましいのはよく理解できるのですが、本体自体を持ち運ぶものではないのでLEDへのDC電源供給を外部からの引き込みでトライできないかと考えておりますのでできれば麦球は外したままで…と考えているのですが…。
フロント出力を本来のYAMAHAのAVアンプ側に戻し、とりあえず音楽を聴く最低環境は確保できましたが、当たり前のものとして20年以上(実は一時?の浮気心から3度ほどAccuphaseも使いましたが…)に及ぶMC2600と4344のタッグチームの音圧・空気感とは比べようもなくなんとか死ぬまで使いたい!復活させたい!の想いです。ご迷惑でしょうがご助言いただければ幸いです。
by 小林信彦 (2016-11-26 01:00) 

まめぞう

☆小林信彦様
麦球は外したままで良いと思います。球切れしたのと同じ事ですので。
ご検討をお祈り申し上げます!^^
by まめぞう (2016-11-26 12:32) 

小林信彦

まめぞう様
数日間にわたりお相手をいただき恐縮です。
AVアンプではやはり音楽再生時のピュアオーディオとしてのパフォーマンスがあまりに悪く、久しくお蔵入りしていたAccuphaseのA-50Vにスイッチすることでなんとか一定のレベルを回復しましたが、MC2600はあの重量ですのでフューズの確認すら思うにまかせず、また暫定的にリペアしてもさすがの使用歴では今後も続々と不具合に見舞われとんでもない金食い虫になりそうですし、残された嫁も途方に暮れることになりそうなので終活(?)も兼ねて断腸の思いですが売却するごとにいたしました。(今どきは故障品でも買取をしてくれるところもあり)
私事の空騒ぎにお付き合い頂き感謝です。今後もブログ、特にグルメ関連は楽しみに拝見させていただきたく存じます。
本当にありがとうございました。
by 小林信彦 (2016-11-26 16:31) 

まめぞう

☆小林信彦様
終活って、考えると重くなっちゃいますけど、実際問題、真剣な話ですよね。
先日、私に万が一の事があった場合のオーディオの行き先は決めたのですが。問題はレコードですね。今でもドンドン増えてます。いや~困りました。
ウチの父親が亡くなった時 (無類の文楽好きでした) に思いましたが、本人がいくら大切にしていても、興味の無い者にとってはただのゴミなんですよねぇ・・・っていうやり取りを他の方としていました。^^;

話し変わりまして・・・私もJBLをはじめとして様々なスピーカーやアンプを使って来ましたが、いまはALTECの20cmユニットで充分だと思って使っております。309っていうのですが。(409などWE755派生系はレンジが狭いので好きではありません。) この309に100ワット程度の、S/Nの良いアキュフェーズを組み合わせるというのが、最近というか、ここのところ気に入っております。能率が高いので、1Wも出せば爆音です。個人的には、大パワーを注ぎ込んで鳴らすスピーカーより、小パワーでもドンスカ鳴る、ALTECが好きですねぇ。309ユニットって、いい箱と組み合わせると、ホントA7のような鳴り方をするんです。ご興味があれば是非お試しください。^^

コメントありがとうございます。今後ともよろしくお願い申し上げます。

by まめぞう (2016-11-26 19:07) 

Shino

初めまして。時々拝見いたしております。
田中屋クリエイティブさんは、一年前から多忙のため閉店という案内がありまして、いつ再開するのだろうと思っていました。
ショップ経由で手に入るのですね。

さて、バルハラ電源のLP12は、プーリーは50Hzなのでしょうか?
MOSEは50、60それぞれに対応だそうですね。

電源を外部に出して別筐体にするとS/Nが向上するそうですが、
バルハラでも効果が期待できるでしょうか。
バルハラは電源が通電しっ放しだそうで、別筐体で電源スイッチ付きにすれば、部品の痛みの心配は少なくなるでしょうね。

by Shino (2016-11-27 15:04) 

まめぞう

☆Shino様
コメントありがとうございます。

バルハラ電源の、我が家のプーリーは50Hzだったかと。

当方関東地方住まいなのでして、60Hz地域に居住した事がありません。なので、MOSEとプーリーに関する一連の件は、お答え出来かねます。申し訳ありません。

ところでご指摘の通り、バルハラは電源が常時入りっぱなしです。基板の黒い汚れはまさにそれ由来で、常時電源が入っている事による、半導体などの熱対流によって引き起こされたものです。それに気付いてからは、アンプのSWITCHEDコンセントに差し込むようにしました。

バルハラを別躯体にするのは良いアイデアだと思います。
ですが、同じ事をハーキュリーズ&モースがやっていまして、しかも45回転にも対応です。

バルハラを別躯体にするとして、シャーシ作成とか電源スイッチとか、いろんな事考えますと、MOSEの方が手っ取り早く、良いかもしれません。今やバルハラ基盤も年月を経て、けっこう草臥れていますので。

by まめぞう (2016-11-27 18:28) 

Shino

先般、LINN AXIS をヤフオク落札しましたら、不良品でした。
先ずモーターの回転を確かめようとして電源コードを接続。
スタートボタンを押すと、コトコトと音を出しながらすぐに停止して振動するのみ。
指でアシストすると回転再開しますが、すぐに停止して振動。
スタートボタンの様子を観察すると、最初は明るく、そして暗くなります。
暗くなると回転が止まります。
45回転に切り替わりますが、様子は同じです。
不思議なのは、プーリーをつまむと回転時間が長くなるのですね。
コトコト音は、止む場合があります。その時は滑らかに回転します。

ひょっとして、プラッターを装備すれば、回転慣性力のために回転が続くかもしれないと思いました。
それではと、インナープラッターをパッキン枠から取り出してビックリ!!
こってりとグリスが付いています!!??
しかし、拭おうとしてまたまたビックリ!
なんと、グリスではなくて、ビニル樹脂みたいなのが固着しているのです!
べたべたしません、かちこちです!?
出品写真には、フツーに当たり前のプレーヤー写真がありました。
どうやってスピンドルを挿し込んだの??
梱包の時に、スピンドルを抜いて、保護のためにシャフトに樹脂を塗ったの?
すごいでしょ!^^
あまりのことに、ここで検証作業中止!

さて、前半の事に関しますが、貴殿の知見、見解をお訊ねしたいのです。
モーターをスタートさせて、そのあと回転しなくなります。
最初、明るかったパイロットランプが暗くなって止まります。
これ、もしかしてLINNの設計なんでしょうか?
昔、マイクロのターンテーブルに、回転スタートしたあとに電源電圧を下げてSN比を良くするものがありましたね。
それと同じ設計なんでしょうか?
もしそうなら大々的に宣伝するはずですから、そうではないと思いますが、
どうでしょう?

by Shino (2016-12-23 14:34) 

まめぞう

☆Shino様
コメントありがとうございます。
LINN のAXISは一度も使った事がありません。
なので、申し訳ありませんがお答え出来かねます。
とにかく故障しているようですので、LINNジャパンにお問い合わせいただくのが良いのではと思います。
当方個人ブログで、業者ではありません。どうかご容赦ください。m( __ __ )m
by まめぞう (2016-12-24 05:28) 

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