テクニクス SL-10 アースケーブル自作 [ターンテーブル]
ご来訪くださった皆様へ。
基本的にこの機種はアース線が不要です。回路や基板を見れば分かります。
気分的な問題ということで。SL-10に合うプラグでケーブル作ったこの記事アップしたら。
当方のマネして、ケーブル作って、ヤフオクで売った馬鹿がいましてね。
なので、回路の詳細 (前から知っていたのですが) につきましては掲載を控えます。
テクニクス SL-10 完動極上美品!
ジャケットサイズで一世を風靡したあまりにも有名なモデルです。
この製品には1m程度の専用出力ケーブルが付属しているのですが、好みのケーブルに交換する場合ウィークポイントになるのがアース。
出力端子はこんな感じで、RとLの真ん中の穴がアース。
アース線直出しでもないし、ネジ式ターミナルでもない。
付属のケーブルはこんな感じです。
つまり、出力ケーブルとアース線が一体型なのであります。
ケーブルは簡単に交換できるけど、アース線はどうするの?って感じ。
もうこれだけでケーブル交換に躊躇してしまう方々も多いのではと推測いたします。
今回はこの対策を公開。微力ながらご参考になれば。
さて、アースの部分を良く見やれば、ピンプラグの真ん中のホット(+)部分と同じ太さですね。
ならば工夫して自作してみよう、というわけ。
ピンケーブルを用意します。なるべく造りが適当でユルい安物(あっ ^^;)が良いです。マジ。
ニッパなどを使ってバラします。チカラ任せにバキバキやりましょう。くれぐれも怪我しないでくださいね。
後ろにズルッと抜けば被覆が取れます。
バナナを剥く要領でどうぞ。
ホット(+)のピンを取り出します。安物はほとんどユルくかしめてあるだけなので引っ張れば取れます。
だから安物は断線が多いんです。分解すると納得します。断線というより接点が外れちゃうんですね。
取り出せました。
アース線をちょちょいとハンダ付け。
収縮チューブで仕上げ。
実際に端子に入れると、しっくり良い感じに馴染みます。簡単には抜けません。
反対側の端にはYラグを圧着。
収縮チューブで仕上げ。
これで出来上がり。
こんな感じの使い勝手。モンスターケーブルと一緒に挿してみました。
快適な使い心地です。
まとめ
発売当初、SL-10はジャケットサイズでどこにも置けるし、ダイナミックバランスのアーム採用で斜めにしても、お望みであらば逆さにしても再生可能というのが売りだったけど、専用のケーブルが足かせになって、かえって置き方や置き場所の自由を奪ってしまってると思います。
今回の加工により、材質も長さもさまざまなケーブルを使うことが出来、自由度がぐっと広がりました。
必要は発明の母、( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
是非お試しあれ!
最後までありがとうございました。m( __ __ )m
皆様へ
相変わらずの蔵出し記事です。
本格復帰は年明け1月半ば位かな。それでは~(*゜▽゜)ノ
by まめぞう(エルモ改め ^^; ) (2011-12-22 17:26)
そこまで細かい部分に執着するのは、
貴方だけかもしれない・・^^;
一度、機器の配置模様を見てみたい・・・(笑
by たいへー (2011-12-23 08:46)
ケーブルの自作はナイスですね ^^
by 心如 (2011-12-24 09:26)
メリークリスマス☆ ステキなクリスマスを♪
by ぴーすけ君 (2011-12-24 18:18)
なにげにMONSTER CABLEですか、そうですか。( ̄ー ̄)ニヤリ
by moonrabbit (2012-01-30 07:59)
は、はぁ〜
さすがでございますm(_ _)m
by 浜崎あユーミン (2012-02-11 18:55)
こんにちは。初めてコメントいたします。
数年ほど前にSL10を入手しましたがケーブル等まったく付属しておりませんでしたので、アース線の接続に苦労させられていたところ、こちらでRCAプラグのホットピンがピッタリということを拝読、早速自作いたしました。
いやあ助かりました。バナナプラグやミニプラグなど思いつくものを片っ端から突っ込んでみたのですがどれもアウトで、妙な独自規格を作ったテクニクスを逆恨みしておりましたが、まさかRCAプラグとは…。
古い記事にコメントするのも失礼かとは思いましたが、御礼を申し上げたかったのでご容赦ください。ありがとうございました。
by 岡田幸一郎 (2016-10-27 12:33)
☆岡田幸一郎様
コメントありがとうございます。
今後とも、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。m( __ __ )m
by まめぞう (2016-10-29 19:56)