磨いたり、リフィニッシュしたり、ゴム保護したり、色々 [オーディオその他]
特に珍しい事をしている訳ではありませんが、
ある日の記録です。
Technics SL-10のインシュレーター。
1年に1回ほど、必ず行っている作業です。
取り外して・・・
ゴム部分を軟化保護剤にて処理。クレポリメイトやアーマオールではありません。
何を使っているかは内緒です。
何を使っているかは内緒です。
これをしないと、劣化してこのようになっちゃいます。
これって、ゴムの自然な劣化&風化で起きるのです。
必ずこうなってしまう訳ではないです。使用環境だったり。湿度とかいろいろ。
良品はエッジが立っていますが、劣化品は丸くなっています。
これがゴムの風化&劣化ですね。ゴムは劣化すると膨らんで割れますね。
輪ゴムもそうですよね。古くなると、若干太く(ゆるく)なって切れ易くなりますよね。
これに関して、「本体の重量により、こうなる」
などと、ネット上で誤った情報が流布されているようですが。
本体の重量とは関係ありません。重さで劣化する訳ではありません。
この製品の重量を支えているのはスプリングです。
ゴムは制振の役割しかありません。
この製品の重量を支えているのはスプリングです。
ゴムは制振の役割しかありません。
ゴムは使用条件によって風化・劣化するからこうなるのです。
適切なケアをすれば、いつまでも元のまま、快適に使えます。
それだけの話です。
アンプのウッドケースのリフィニッシュ。
リフィニッシュ前の写真は撮り忘れました。
これは古いTRIO製アンプ&チューナーのケース。
表面は天然突板で仕上げされており、素材は何とブラジリアンローズウッド。
良い時代だったんですねぇ。
Accuphaseの70年代~80年代のケースに、木組みや補強など、造りがそっくりというか・・・
まるで一緒ですね。
TRIOから派生したのがAccuphaseだから、発注先は同じだったのかもしれません。
オーディオ製品の木部リフィニッシュには、あるオイル(オイルステインではありません)とワックス、適宜サンドペーパーを使用しています。
アンプのウッドケースも、レコードプレーヤーの木部も、スピーカーのエンクロージャーも、全て同じ工程と材料で仕上げています。
オイルとワックスは20年以上、同じものを使っています。
何かは内緒、というか過去記事に出てきますけど。
何かは内緒、というか過去記事に出てきますけど。
一般的にオーディオの木部は、ほぼ着色オイル+クリア塗装、もしくは着色ウレタン塗装で仕上げられています。
クリア塗装はウレタン系が多いかな。まぁ種類はニオイで分かりますね。
素の状態から同様に仕上げるには塗装を剝がしてイチからやらねばなりません。
ですが、当方で使用しているオイルとワックスは、その必要無しに、キズや色剥げなどもカバー出来、違和感なく仕上がります。
色も豊富で、ほとんどの製品をカバー出来ます。
つや有りもつや消しもそれなりに。
つや有りもつや消しもそれなりに。
例えばLINNのLP12など、5色ほどヴァリエーションがありますが、全部オーケー。
余談ですが、オーディオ製品の木部仕上げに、ニスは一切使われていません。
100%ありません。最近の家具もそうですね。
リフィニッシュにニス使っちゃダメですよ。質感が明後日の方向へ行ってしまいます。
ところで、一部の外国製品は、塗料由来の、独特なとても良い香りがしたりします。
クサい事もあります(笑)。
もちろんそういう製品にはそれなりの対応をします。
THORENS TD-124 のアウタープラッターを磨きました。
磨き前
磨き後
なんだか良く分からないので、本体に装着します。
磨き前。
磨き後
最後までありがとうございました。m( __ __ )m
冒頭のインシュレーター、
アラレちゃんだったら「黒いうんち」と言うな。^^;
お手入れは大事ですね~。
by たいへー (2017-05-27 21:39)
☆たいへ~どの!
んちゃ!(^▽^)/
by まめぞう (2017-05-28 04:35)